7月3日に「タイムセール終了」という告知が来て、突然なくなってしまったタイムセール機能。
かつては短期間の値引きで閲覧数を増やせる便利な機能だったタイムセールが、ひっそりと終了してしまいました。
本記事では、メルカリのタイムセール機能がなぜ終了したのか、その背景や考えられる理由、そして今後どうすれば良いのかをわかりやすく解説します。
タイムセール機能の概要をおさらい
「タイムセール」とは、3時間だけ商品価格を割引表示し、買い手にお得感をアピールできる販促機能です。
こんな感じに5%・10%・15%から選んで、タイムセールできました。タイムセールを行う時間は今すぐ行なうか?20時から行なうか?の2択。
細い時間の設定はできなかったものの、20時以降なら見ている人も多いし、この時間に設定する人も多かったです。
なぜ「タイムセール機能」はなくなったのか?
正式な発表はありませんが、以下のような理由が推測されています:
- 購入者側の反応が薄く、購入率が思ったほど上がらなかった
- 出品者による安易な値下げ合戦を助長した
- 他の機能に集約させるため
タイムセールをしても、思ったより効果が出ていなかった…というのはありそうです。
超メルカリ市でタイムセールキャンペーンも行っていて、タイムセールをして売れると30%還元というのもやっていたんですが、おそらくそこでタイムセールを続けるかどうかの判断材料にしていたんじゃないかと思われます。
これで活発に取引が行われて、タイムセールがいっぱい行われるようになったら、継続していたかもしれませんし、あまり効果が出なかったから廃止になったことが考えられます。
また、タイムセール以外にもオークション機能が加わり、プロモーション機能も新たにできましたらかね。
タイムセールの役目が終わったってこともあるでしょう。
運営の狙いとサービス方針の変化
メルカリはAIに力を入れていて、出品をできるだけ簡単にして誰でも気軽に出品できて取引を進むようにしています。
問題はそのAIがポンコツで邪魔になっているだけのことのほうが多いんですが、さすがに日々改良しているでしょうし、より良いAI機能が導入されるんじゃないかと思います。
その流れの中で、タイムセールは時代遅れの手動機能と判断されたのかもしれません。
メルカリ側でタイムセールを行なうことがありましたし、もしかしたら それは続けるのかもしれません。
当然その場合は出品者の利益が減ることはありませんし、メルカリとしても売れれば手数料が入ってきますし、悪いことはないですからね。
自動的に行うために自分でタイムセールを行なうのは廃止した可能性もありそうです。
プロモーション機能との関係
タイムセール終了後に新たに始まった「プロモーション機能」。
これは販売額+5%で検索上位表示される機能で、販売手数料と合わせて15%になる代わりに多くの人の目に止まるようになり、売れやすくなります。
利益は減ってしまいますが、タイムセールで値引きしていたことを考えれば、プロモーション機能を使うのもそんなに変わらないのかな、と思います。
ただ、タイムセールと違って、プロモーション機能は値引きではなく、露出アップによる販売促進が狙いです。
つまりメルカリは「値引きより露出」の戦略に舵を切ったとも読み取れます。
設定した金額まで自動的に100円ずつ値下げをする機能もなくなりましたからね。安いほうが買うほうとしても嬉しいでしょうし売れやすいんですが、メルカリとしても手数料が減って利益が減ってしまいますからね。
それよりも利益を上げるためにプロモーションなどの手数料を高くする分、売れやすくする機能を増やしていく可能性もありそうです。
今後復活する可能性はある?
全くないとは言えませんが、基本的には復活しないと思います。
おそらく利用している人が少なくて、超メルカリ市で3割還元しても利用者が少なかった あるいは売れ行きが良くなかったというデータが出てしまったんだと思いますし、メルカリとしてもやりたくないんじゃないかな?と思います。
ただ、他の形で復活をしたりメルカリ側で利用したりすることはあるかもしれません。
それこそメルカリが「タイムセールを行なう」といったことですね。
タイムセールは手動で行なう以外にもメルカリ側で勝手にタイムセールを行なうこともあったので、メルカリがタイムセールを行なう可能性はありそうです。
この場合は、安く売れても利益が減ることはありませんし、出品者側にリスクはありません。
メルカリとしても売れてくれないと利益が出ませんし、売れるための施策や機能は増やしてくれるでしょう。
タイムセール以上のものは出てくる可能性は高いですし、あんまり悲観することはないのかなと思います。
まとめ
メルカリの「タイムセール機能」終了すること自体は残念ですが、理由を探れば売上に大きな影響がなかったからとも考えられます。
オークションやプロモーションなど売れるための機能を増やしています。
今後も取引を活発にするために様々な機能が出てくるでしょうし、あんまり気にし過ぎなくても良いと思います。
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