メルカリで売れた後の発送のときに気になるのが梱包資材。意外とコストがかかるので、使い回したい…という場合もあると思います。
梱包資材を使い回すこと自体は問題ありません。ただ、場合によっては購入者にマイナス印象を与えてしまうこともありますし、使い回しできないものもあります。
この記事では、資材再利用のメリット・デメリットや使い回しできないものをお伝えします。
使い回しできない梱包資材
まず使い回しができない梱包資材なんですが、
- 宅配便コンパクトの専用箱
- ゆうパケットポストの専用箱
これらは使い回しできません。
箱自体は使っても良いんですが、一度使った宅配便コンパクトの専用箱を使って、宅配便コンパクトで送ることはできません。
普通の宅配便で送ることは大丈夫です。
ゆうパケットポストも同様です。
ただし、ゆうパケットプラスの専用箱に関しては使い回しOK。ロゴが見えていて、破損がなければ送ることができます。
資材再利用のメリット(コスト・環境)
- 資材を買うコストを削減できる
- 家にあるもので対応できるので効率的
- 環境にもやさしく「エコ」に貢献できる
出品数が増えてくると梱包材代も積み重なるため、再利用は大きな節約につながります。
「エコのためにリサイクル梱包材を使用しています。」とプロフィールや商品の説明に書いている人もいます。エコを武器に使いまわしするというのも1つの手です。
資材再利用で買い手に嫌がられるケース
一方で、以下のような状態だとクレームにつながる可能性があります。
- 箱がつぶれている、見た目が汚い
- テープ跡がベタベタ残っている
- 食品やタバコなどの匂いが残っている
ニオイや汚れのついているものを使うのは止めましょう。商品まで汚く見えてしまいますし、購入後になにか言われたり悪い評価につながります。
また、シールを剥がしてテープの跡が残っていたり、ベタベタしている場合も危険です。不快に感じますし、こちらも悪い評価につながってしまいます。
清潔感と見た目が一番重要
購入者は商品だけでなく「梱包状態」も評価の対象にしています。
清潔感に欠けると「雑に扱われた」と思われて、悪い評価をつけられてしまいます。
なので、資材を使い回す場合は見た目のきれいさを最優先しましょう。
使い回すときは、キレイに取っておいて汚くならないようにすることが大事です。汚い場合は使わずに、他のものを使うことをおすすめします。
中古ダンボールや封筒を使うときの基本マナー
専用箱のない普通の宅配便やネコポスはダンボールや封筒を使い回しても大丈夫です。
その際に気をつけるべきポイントが3つあります。
- 破れや汚れがないか確認する
- 配送中に壊れないよう補強する
- 宛名やバーコードなどのシールはしっかり隠す
まずは汚れや破れがないことを確認するようにしてください。
汚れていると購入者に不快感を与えてしまいますし、悪い評価につながりかねません。なので、取れない汚れがついている場合は使わないようにしましょう。
後は商品にダメージが入らないように補強をして、宛名などがついている場合は取ったり見えないようにしましょう。
「新品資材を使ってほしい」と言われたら?
まれに購入者から「新品の梱包材でお願いします」とコメントや取引メッセージが入る場合もあります。
新品を用意できたり買ってこれる場合は、応えても良いでしょう。難しい場合は断ってしまっても良いと思います。
お店でもないのに、何でもかんでも応える必要はないですからね。できる範囲で問題ありません。
ただ、「新品を用意する」と言っておいて、使い回しをするのはやめたほうが良いです。
キレイな状態であれば、バレることはほとんどないですが、もしバレたときに信用を失いますし、悪い評価やトラブルにつながります。
応じるのであれば、100円ショップやホームセンターで新品資材を購入した方が安全です。
できないのであれば、「できない」としっかり断って、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。
まとめ:節約と購入者満足度のバランス
資材の使い回しは、コスト削減にも環境にもやさしい方法です。
ただし、「清潔感」「補強」「見た目」の3点を守らなければ逆効果になってしまいます。
また、宅配便コンパクトやゆうパケットポストの専用箱は、同じ送り方での再利用はできませんので、ご注意ください。
普通の宅配便などで送るときは使い回しても問題ないですが、それ以外での使い回しはできません。
それ以外のものであれば、汚れやニオイなどがついていなければ使い回しもOK。
汚いものに関しては、再利用せずに処分しましょう。
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