家電やパソコンなどで直すか部品取りにしか価値のないものを「ジャンク品」として売られることが多いですが、ゲームソフトの「ジャンク品」は少し意味が違います。
普通に動作するもの、中には状態の良いものまで「ジャンク品」として売られることも。
ゲームソフトのジャンク品とは一体何を指すのか?
ジャンク品を買うときに注意すべき点や売るときに「ジャンク品」として売ったほうが良いのか?などジャンク品の正しい意味や見分け方、出品時の注意点を解説します。
ジャンク品の定義を中古業界の視点で解説
ゲームソフトのジャンク品は「壊れているもの」というよりは、動作保証ができないものを指します。
- 動作確認が行っていない
- 中身を確認していない
- 傷が多い
こういったものをジャンク品として売られることが多いです。
動作確認を行っていなかったり、そもそも中身を確認していなくてケースのみの可能性もあるものもあります。
動作確認を行っていたとしても、傷が多くて正常な動作が行われるかどうか分からないものもあり、どういった状態なのか?は売っている人によって異なります。
ヤフオクやメルカリなどネットで売っている場合は、どういった意味での「ジャンク品」なのか書かれているので、そこも確認したほうが良いです。
いずれにしても、基本的にゲームソフトのジャンク品は「壊れている確定」ではなく、「保証しない=自己責任で買ってください」という意味です。
動作不良・欠品・キズあり…どこからがジャンク?
どこから正常品で、どこからジャンク品なのか?その線引きはいくつかあります。
- ソフトが読み込まない、フリーズする
- セーブ機能が壊れている
- ディスクやカートリッジに深い傷
- 本体がないなど、動作確認が不可能
- 中身の未確認
- 箱・説明書・帯などの欠品
正常に動作しないものはもちろんのこと、動作確認ができていなかったり、そもそも中が入っているかどうか分からず、ケースのみだったり別のゲームが入っているものもジャンク品として売っている人もいます。
そのほかには、ゲームソフトのみで箱や説明書などがないものを「ジャンク品」としている人も。
かなり幅広くジャンク品として売られているので、ジャンク品を購入する場合はしっかり確認する必要があります。
売るときにジャンク品とするかどうかは、この辺りを基準に決めるのが良いと思います。
ジャンク品を出すショップの意図を読み解く
ヤフオクやメルカリなどの個人出品ではなく、ブックオフやハードオフなどでも「ジャンク品」が売られていますが、そういったショップでのジャンク品とはどういう意味なのか?
これは、「動作確認できない=ジャンク棚」に置かれるケースが多いです。
全部動作チェックしているわけではないので、“確認していないだけ”のジャンクも多いです。
特に昔のゲームは、起動までに時間がかかるものも多いですからね。何度もリセットを繰り返さないと起動しないものもあるので、それらを全部確認するのは大変です。
なので、「ジャンク品」として安く売るというわけですね。
このため、せどりでは「見た目は綺麗なジャンク」を拾えるとチャンスになります。
実際に遊べる場合も?試す価値のあるジャンクソフト
ジャンク品=壊れているというわけではないので、「ジャンク品」として売られていても普通に動くことも十分あります。
特にブックオフやハードオフに置かれているジャンク品のレトロゲームに関しては起動するものが多いです。
ジャンク品だから動かないと決めつけることなく、ジャンク品を狙ってみるのもアリです。
特にメルカリやヤフオクで高く売れるゲームを安く仕入れられたら、それだけで数千円の利益になりますからね。
もし起動しなくて壊れていても数百円のマイナスになるだけ。
かなり割の良いカケじゃないでしょうか。
メルカリ・ヤフオクでのジャンク品表記ルール
フリマやオークションで出品する際は、「ジャンク=壊れている可能性あり」と明記することが重要です。
「ジャンク品」としてだけ書くと「ジャンク品」の意味が分からないので、後でトラブルになりやすいです。
運営に相談しても説明が足りないと判断されて、返金や返品対応を迫られることも。
なので、「ジャンク品」だけでなくしっかり状態を書くようにしましょう。
通電確認はしていません。
あいまいな表現(「多分動きます」「以前は動きました」など)はトラブルのもとです。
ジャンク品として売るのであれば、あくまで保証しない前提で記載しましょう。
もちろん起動確認ができていれば、しっかりそのことを書いておけば問題ありません。起動できるのにジャンク品として安く売る必要はないですからね。
起動確認できないときに「ジャンク品」として売るのが良いと思います。
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