メルカリで商品を発送する際、「再利用したダンボールって使ってもいいの?」と悩んだことはありませんか?
「ロゴが入っているとダメ」とのことで、裏返して「無地のダンボールですよ」と装って送ったりしていました。
ただ、実は再利用OKだし裏返す必要もないのが分かったので、それについてご紹介します。
メルカリはダンボールの再利用もロゴ入りもOK!
メルカリで「ロゴ入りのダンボールを再利用してはいけない」と書かれているのがこの部分。
メルカリShopsでは「他通販サイトや他社の商標、ロゴ等の利用」を禁止しています。
具体例:他通販サイトの商標、ロゴ等が表示された箱などをメルカリShops商品の発送に使用すること
【備考】
梱包材のうち利用可能なものは以下のとおりです・無地の梱包材 ショップ独自に制作した梱包材
・メルカリオリジナルの梱包材 (参考:メルカリガイド「メルカリストアでの購入までの流れ」)
・配送会社の梱包材出典 他通販サイトや他社の商標、ロゴ等の利用 – メルカリShopsガイド
これを見て、メルカリはロゴ入りのダンボールを再利用できないと思っていたんですが、実はそうじゃないことが判明しました。
というのも、この規約は「メルカリShops(ショップス)」のもの。
事業としてメルカリでネットショップを開くことができ、メルカリShopsで出店できます。
そのときにロゴ入りのダンボールはNGということですね。
個人で「メルカリ」に出品している場合はこの規約は関係ありませんので、ダンボールの再利用もOKだし、ロゴが入っていても構いません。
メルカリ公式の「メルカリコラム」でもしっかり「おうちにあるダンボールでOK」と書かれています。
メルカリでは、宅急便コンパクトなど、専用ボックスが必要な配送方法を除いて、梱包資材に特段決まりはありません。そのため、おうちにあるダンボールを使えばOKです。出典 メルカリで売れた商品はダンボールで発送OK?正しい梱包資材の選び方&準備方法 | メルカリ Column
さすがに専用の箱が必要な送り方に関しては、専用箱が必要になりますが普通の宅配便で送る場合は何の問題もありません。当然ロゴだって気にしなくて大丈夫です。
再利用のダンボールはトラブルのもと?使用の注意点
メルカリ公式としてはダンボールの再利用は問題ないというのがお分かりいただけたのではないかと思います。
ただ場合によっては、購入者とトラブルになる可能性もあるので、注意が必要です。
ダンボール自体が汚れていたり、ボロボロだったりしたら、苦情が来る可能性もあります。また、大手通販サイトのダンボールを使用する場合、そっちの荷物が届いたのかな?と勘違いしてしまう可能性もあります。
アマゾンのダンボールで届いたら「アマゾンの商品が届いた」と思いますからね。
さすがに中を見たら気づくとは思いますが、評価が遅くなるなどの原因につながる可能性があります。
人によっては、それで苦情を言ってくる場合もあるので、通販サイトのダンボールを使う場合はロゴ部分を隠すか、ダンボールを裏返したほうが良いかもしれません。
ダンボールを裏返して使う理由とメリット・デメリット
ダンボールを裏返すことでどんなダンボールも無地にすることができますし、ロゴなどを気にしなくて済むようになります。
メルカリの規約上はロゴが見えていても何でも関係ないんですが、購入者に与える印象が良くなる可能性があります。
ダンボールは裏返しで使うことのメリットとデメリットもご紹介します。
メリット
- ロゴや広告が見えなくなり、印象アップ
- 無地で統一感が出る
- 使い古した感が薄れる
ロゴが隠れるだけでなく、外側は傷がつきやすいので それらを隠すこともできます。
さすがに古すぎて劣化しているダンボールはダメですが、ちょっとした傷であれば裏返せば問題なく使えます。
デメリット
- 手間がかかる
- 箱の強度が弱まることがある
- 大きさが若干変わる場合も
裏返す分、切ったり貼ったりしないといけないので手間がかかります。切ることで、ダンボール自体の強度も弱まってしまうので、ガムテープなどでしっかり補強する必要も出てきます。
また、折れ目も逆になるのでピッタリ合わない可能性も出てきます。
実際に買った人の印象は?梱包が与えるイメージとは
購入者が最初に手にするのは「商品」ではなく「箱」です。
段ボールが汚れていたり、広告が目立っていたりすると、商品の評価にも影響が出かねません。特にギフト用に購入した人や、リピーターになってほしい場合は、見た目にも気を配ることが大切です。
「梱包が丁寧でした」という評価は信頼にもつながります。
再利用ダンボールの上手な使い方:きれいに見せる工夫
段ボールを再利用する場合でも、以下のような工夫でグッと印象が良くなります。
- 汚れや破れがない面を選ぶ
- テープ跡を剥がしてきれいにする
- ロゴ部分をクラフト紙やシールで隠す
- 無地の包装紙を外側に巻く
ほんのひと手間で、ぐっと印象が良くなるのでおすすめです。
使ってはいけない段ボールとは?こんな箱は避けよう
以下のような段ボールは、いくらエコでも使用を控えた方がベターです。
- 食品や生鮮品が入っていた段ボール(臭いや虫の原因に)
- 濡れている・カビている
- 破損が激しい、形が崩れている
- 内側に汚れやシミがある
購入者が不快に感じるような状態で送るのは避けましょう。
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