メルカリのオークションもかなり流行ってきて、オークション出品する人も増えていますし、人気商品はかなり盛り上がるので、見ているだけでも面白いんですよね。
ただ、欲しい商品が出たときはそんなこと言ってられないですし、勝つためにどうしたら良いか?というのを考える必要があります。
メルカリのオークションはヤフオクとは全く違うので、ヤフオクと同じ戦略を取れば良いってわけじゃないんですよね。
その1つが「自動入札」。
ヤフオクは予め高い値段を入れておくとそれ以下で入札が入ったときにそれよりも高い値段を自動的に入札してくれるようになっています。
メルカリはそういう機能はなく、入札した値段はそのまま入るので、新たに入札する人はそれよりも100円高く入れれば高値更新できます。
ヤフオクみたいに「自動入札あり」だと思って、高い値段を入れてしまうと思ったより高い買い物になってしまったりするので注意が必要です。
ヤフオクとメルカリのオークション比較表
メルカリのオークションとヤフオクの違いを表にしました。
項目 | メルカリ | ヤフオク |
---|---|---|
自動入札機能 | なし(入札はすべて手動) | あり(最高入札額まで自動で競り上げ) |
終了時間 | 初入札後翌日の20時台(最大8日以内、出品者が設定) | 出品者が設定 |
終了時間の延長 | なし(終了時刻は固定) | あり(終了5分前に入札があると自動延長) |
大きな違いは自動入札と終了時間ですね。
ヤフオクは時間がないときは予め設定しておけば落札できる可能性がありますが、メルカリの場合、他に欲しい人がいると落札できません。なので、最後まで見ておく必要があります。
終了時間に関しては、ヤフオクは出品者が最初に時間を決める必要がありますが、メルカリの場合 入札者がいて初めてタイマーが動き出します。
翌日の20時までオークションが開催されるので、そこまでが勝負です。
まずはタイマーを動かそう
メルカリのオークションで勝つためには、他の人が見る前に落とすのがカギです。そのためには終了時間を早める必要があります。
入札をしないと終了時間が決まらず、どんどん伸びていってしまいます。それだけ多くの人に見られる機会が増えるので、出品者が設定した額をまずは入札しましょう。
もちろん、すでに誰かが入札を行っていて、オークションが始まっているのであれば ここはカットで大丈夫です。
あくまでもタイマーを動かすことが目的ですので、終了時間が決まっているのであれば、すぐに入札する必要はありません。
終了5分前からの集中監視
タイマーを動かしたら、終了時間の5分前まで放置。通知も来るようになるので、通知でチェックしても構いません。
5分前に誰も入札していなくて落札しそうならそのままですし、誰かが入札している場合は入札状況によります。
他に誰も入札していないのであれば、入札して落札しに行きましょう。
他に入札者がいて金額が変動しているのであれば様子見です。
時間もどんどん伸びていくので、落ち着くまで待ちましょう。もし、予算以上の金額に吊り上がってしまったら、諦めて次に行きましょう。
予算の範囲内で動きが止まったら入札してみましょう。
このときも、最低価格で入札するのが大事です。自動入札がない以上、高く入れる意味がないですからね。なるべく安く買うには安い金額を入れたほうが良いです。
相場価格の事前チェック
入札合戦になると、つい熱くなって予算オーバーしがちです。
その前に いくらぐらいで買えるのか? 相場を調べておきましょう。
同じ商品の過去取引価格やメルカリ以外(ヤフオク、ラクマ、Amazonなど)の価格を調べ、自分の上限額を決めておくことが大切です。
相場感がないまま挑むと後から「他で安く買えた…」と後悔します。
入札後の翌日20時までの間でも良いので、相場を確認しておいて いくらまで入札するか? 先に決めておきましょう。
限度額を決めておかないと高い買い物になってしまいますし、競っているうちに熱くなって落とすことが目的みたいになっちゃいますからね。
あくまで安く買うことが目的ですので、高くなったら さっと引くことが大事です。
無理に競らずに諦める判断基準
オークションでは、落札できないこともあります。「絶対に落札しよう」とか思っちゃダメです。
よく言われますが、「引き際が肝心」です。
- 相場より高くなっている
- 自分の上限額を超えた
- 状態や付属品に不安がある
こうした場合はスパッと諦めましょう。
「逃した魚は大きい」と思いがちですが、実際はまた同じ商品が出品されることも多いです。
よっぽどのものじゃない限り、他の人も持っていますし、いらなくなって出品する人もいますからね。
それを待ったほうが懸命です。
もちろん「よっぽどのもの」で、他じゃ絶対に買えないっていうのであれば、多少を無理してでも落としに行く価値はあるかもしれませんが…
基本的には次に行くようにしましょう。
出品者に直接交渉できるケースも
「オークションがめんどくさい」という場合は、コメントで出品者に即決価格を提示して その価格で売ってもらえる可能性もあります。
ただし、これは出品者の判断次第ですし、必ずしも応じてもらえるわけではありません。
「売り切りたい」って考えている人なら応じてもらえる可能性もありますし、「できるだけ高く売りたい」と考えている人は応じてもらえない可能性もあります。
いずれにしても即決交渉をする場合は、失礼のない文章で、相場を踏まえた現実的な金額を提示しましょう。
メルカリ以外の同一商品も探しておく
1つの商品にこだわりすぎると、落札できなかったときのダメージが大きいです。
- ヤフオク
- ラクマ
- Amazon
- リサイクルショップ
など、複数の購入先を候補に入れておくことで、焦らず冷静な判断ができます。
まとめ
メルカリのオークションは、自動入札がない=常に手動で競り合うというシンプルな仕組みです。
また、入札後に終了時間が決まるので、入札者がいないとオークションがずっと始まりません。まずは入札をして落札タイマーを動かすことが大事です。
その上で、
- 上限額を決める
- 終了直前に集中する
- 冷静な判断を保つ
この3つを意識すれば、無駄な出費を防ぎつつ、狙った商品を手に入れる確率が上がります。
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