メルカリには商品の状態を残したまま出品を停止できる「出品を一時停止する」というのがあります。
旅行や仕事などで対応できないときに出品停止しておいて、帰ってきたら再開するとか売ろうと思ったけど、やっぱり売りたくなくなったから停止するなど使い方は様々。
もう1つ気になるのが、これが売れる戦略として使えるのかどうか?
端的に言えば、出品停止してから再開したら新着に載って多くの人に見てもらえるのかどうか?ということをお伝えしていこうと思います。
出品停止→再開したらどう表示される?
結論から言うと一時停止した商品を再開しても新着にはなりません。
再開すると、停止前と同じ「出品日時」のまま扱われるため、新しく出品された商品としては見なされないのです。
出品を一時停止してから載せても、多くの人に見られる可能性は低いってことですね。
ただ、いいねをした人が商品がいきなりなくなってビックリして、出てきたときに「なくならないうちに買っとこう」と購買意欲が高まって売れる可能性はあります。
出品停止してすぐに再開するのは あまり意味がないですし、多くの人に見てもらう目的で一時停止するのであれば、しないほうが良いでしょう。
新着扱いになるのは「再出品」のみ
メルカリで新着に並ぶのは、あくまで新規に出品した商品だけです。
そのため、新着効果を狙って再注目させるには一時停止して再開するのではなく、「出品」から新たに出品する必要があります。
このときに以前の商品がそのまま残っていると二重出品になって規約違反になったり、同じ商品が出品されているということで、表示されなかったりします。
なので、出品する前に消してから出品するようにしましょう。
消すときに画像や商品名などそのまま使えるものは取っておくと楽に再出品できます。
再開のメリットとデメリット
新着に載るためには一時停止から再開するのではなく、再出品する必要があります。ただ、一時停止から再開するのも全く意味がないのか?というとそんなこともありません。
使い方によってはメリットもありますので、一時停止から再開することのメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
- 一時的に販売を止められる(在庫切れや対応不可の時に便利)
- 評価や「いいね!」を残したまま販売を再開できる
販売を止めることができるので、対応できないときは一時停止にしておけば良いですし、ちょっとメルカリを休みたいときにも便利です。
商品ページ自体は残っているので、写真を撮って商品名を入れて…などをしなくても簡単に再開できます。
また、「いいね」を残すこともできるので、興味のある人にアプローチをかけることもできます。コメントをすることで、いいねをしてくれた人に通知を飛ばすことができるので、コメントで伝えるのもおすすめです。
デメリット
- 新着効果は得られない
- 停止中は誰にも見てもらえない
再出品と違って新着に載るわけではないので、見る人が増える可能性は低いです。
また、停止中は誰にも見てもらえないので、また再開しないといけません。1個2個なら簡単ですが、多くなってくると全部再開するのも面倒になってきます。
新着効果を狙うなら再出品がおすすめ
もし「売れ行きを上げたい」「再注目させたい」と思うなら、再開より再出品のほうが良いです。
写真や説明文を見直し、価格調整して新しく出すことで、売れる可能性が高まります。
そのままの状態で再出品をしても売れる可能性はありますが、メルカリをやっている人が一通り見終わって残っている場合、そのまま再出品しても売れにくいです。
しっかり魅力を伝えるために、見直すことをおすすめします。
出品再開時にしておきたい工夫
再出品をするのはめんどくさいから再開でいいやってときもあると思います。
そういった場合でも、ちょっとした工夫で売れやすさは変わります。
- 商品説明を更新する
- 価格を少し見直す
- 写真を差し替えて印象を新しくする
- セット売りにする
こうすることで、たとえ新着に載らなくても検索結果で目を引きやすくなります。
新着だけが売れるってわけじゃないですからね。検索してくる人のほうが購買意欲は高いです。買いたくて検索しているわけですから。
なので、その人に対してしっかり商品をアピールすることが大事です。
場合によってはセット売りにするのも効果的で、売っていた商品になにかをつけて商品を変更するだけで売れることもあります。
まとめ
- 再開しても新着にはならない
- 新着効果を狙うなら再出品が必要
- 再開には「いいね!」を残せるメリットもある
再出品をしたほうが多くの人に見られる機会は増えますが、一時停止から再開しても売れないというわけではありません。
むしろ、再開のほうが良い場面もあります。「いいね」とか多い場合は、再開してコメントなどでアプローチをかけるのも効果的です。
出品停止と再出品を上手に使い分けて、商品を効果的に販売していきましょう。
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