メルカリの購入者の中には商品IDの記載を望まれる方もいらっしゃいます。
最初来たときは商品IDなんて気にしたこともなかったので、なんのこっちゃ?って感じだったんですが、取引メッセージに書いてあるIDのことを言っているというのが分かりました。
mから始まる番号で、この後に11桁の数字が続きます。
このIDを梱包する箱に書いて欲しいとのことだったんですが、いきなり言われるとなぜそんなことをしなきゃいけないのか?という疑問も生まれてきます。
商品IDについて調べてみたら、分かってきたこともあるので、それをご紹介したいと思います。
購入者が商品IDに期待する役割とは?
商品IDが書いてあることで、何の商品がどこから来たのか?分かるようになります。
特に今はメルカリに限らずネットでお買い物することが多いですからね。それもだいたい同じようなダンボールに入れられて送られてくるので、ひと目見ただけじゃ何が来たのか分かりません。
そこで商品IDで記載されていることで、この商品はメルカリで買ったあの商品というのが分かるようになるので、スムーズに取引することができます。
また、メルカリで取引が多い人も商品の受取連絡と評価をしないといけませんので、商品IDと照らし合わせて受取連絡をすることで間違わないようにするというのもあります。
確認作業がしやすい
商品IDが書いてあることで、どの商品が届いたのか? メルカリの取引画面と照らし合わせることができるので、実物と画像の商品を確認することができます。。
商品の状態と実際の状態を確認したり、そもそも商品があっているのかどうかというのもありますからね。
商品とは違うものが送られてきていないかどうかも確かめないといけないですからね。
購入者も意外とやることがあるので、そのときに商品IDが書いてあったほうが楽に作業を進められます。
購入者の信頼を得るための商品ID記載の効果
商品IDを記載することで、出品者が信頼できる人であるという印象を与えます。
要望を受け入れてくれる出品者で、取引に対して真剣であることが伝わるので、信頼感が高まります。
何かあったときにも「ちゃんと対応してくれるだろうな」と思ってもらえますし、安心して取引をすることができます。
商品IDを書くことで取引をスムーズに進められるだけでなく、安心感も与えることができるのです。
出品者にとっての商品ID記載のメリットとデメリット
購入者目線での商品IDの記載について見てきましたが、反対に出品者にとってはどうなのか? ということなんですが…
出品者からするとメリットとデメリットの両方あります。
それらを踏まえた上で商品IDを書くべきかどうかを判断するべきでしょう。
メリット
- 購入者の信頼を得られる。
- 次のお客さんにつながる。
- 早く評価してもらえる。
上記で書いたことがそのまま出品者のメリットになります。
お客さんに喜んでもらえて、次も買ってもらえるかもしれませんし、メルカリで購入したことが分かるので評価を早くしてもらいやすくなります。
ただ、そのお客さん次第なところはありますし、商品IDを書いたからといって次も買ってくれるとは限りませんし、評価が早いとも限りません。
絶対とは言えないんですが、その可能性が高くなるということですね。
デメリット
- 手間が増える。
- クレームの対象になる。
- 転売される。
本来なら梱包して発送すれば良いだけだったのにも関わらず、商品IDも書かないといけないので、余計な手間が増えます。
購入者によっては因縁をつけられる可能性もあり、
- 番号が違う。
- 記載場所が違う。
- 字が読めない。
など何か言われる可能性はあります。
メルカリをやっている人は基本良い人が多いですし、そんなことを言ってくる人はほとんどいないですが、中には変な人もいます。
そういう人に買われた場合は言いがかりをつけられることもあります。
また転売目的で購入した人は梱包がめんどくさいからそのまま送ろうって人もいるでしょう。そのときにどの商品か分からなくなるから商品IDを求めていることもあります。
気にしないのであれば構わないのですが、そのまま横流しにされる可能性も考えられます。
出品者が商品ID記載を求められた場合の対応方法
結局は出品者次第ですし、商品IDを書きたくないという場合は拒否してしまって問題ないですし、商品IDぐらい書いても構わないって場合は承諾すれば良いでしょう。
いずれにしても取引メッセージで応じてから、発送するのが良いと思います。
無視するとトラブルのもとですので、一言いったほうが良いでしょう。
それぞれの例文も紹介しますので、そのまま送ってもらっても、適宜変えてもらっても構いません。
承諾する例文
「ご購入ありがとうございます。ご希望のとおり、梱包の上に商品IDを記載して発送いたしますので、ご安心ください。」
「商品IDの記載について承知しました。発送時に梱包の外側に記載いたしますので、お受け取りの際にご確認ください。」
「お取引ありがとうございます。ご希望に沿って、梱包の外側に商品IDを記載いたします。その他ご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。」
「商品IDの記載を承ります。ただし、配送中にラベルが剥がれたりする可能性もございますので、その点ご了承ください。」
「商品IDの記載について承知しました。直接箱に書くのではなく、IDを記載したシールを貼る形で対応させていただきます。」
拒否する例文
「申し訳ございませんが、個人情報保護の観点から、梱包の外側に商品IDを記載することは対応できかねます。ご理解いただけますと幸いです。」
「恐れ入りますが、梱包の外側に商品IDを記載する対応は行っておりません。代わりに、商品と一緒にメモを同梱する形ではいかがでしょうか?」
「当方ではすべてのお客様に対し、梱包の外側に商品IDを記載しない方針を取っております。そのため、ご希望に沿うことができず申し訳ございません。」
「配送時の紛失や情報漏洩のリスクを考慮し、梱包の外側に商品IDを記載することは控えております。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」
「ご購入いただきありがとうございます。大変恐縮ですが、梱包の外側に商品IDを記載する対応は行っておりません。その他ご不明な点やご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。」
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