メルカリを見ていると「フォロー割」と商品名やプロフィールに書いてあることがあると思います。
フォローをしてくれたら、100円引きなどフォローすることで割引をするものですが、なぜそこまでして、フォローしてもらいたいのか?
その仕組みや出品者側の狙い、そして実際に活用する際の注意点まで詳しく解説します。
フォロー割はどう使われている?現状をチェック
「フォロー割」は購入希望者が出品者をフォローしたことを条件に少額の値引きを行うものです。
メルカリにフォロー割の機能はありませんので、出品者が自分で行う必要があります。
割引額に関しても、出品者次第です。50円〜200円ぐらいが多いです。
出品ページやプロフィールに「フォロー割○円引き」と明記している出品者が多く、フォローしてから「フォロー割お願いします」などフォローしたから割引して欲しいことをコメントすることで、値下げしてもらえます。
メルカリにフォロー割の機能はないので、ちょっと面倒ではあるんですよね。
欲しい人はフォローをしてコメントしないといけないし、出品者はフォローされたことを確認して値段を変更しないといけないし。
ボタン1つでフォロー割してくれる機能があれば良いんですが、それはないので少し面倒です。
そこまでして なぜフォロー割をするのか? というのが今回のお話。
ということで、詳しく見ていきましょう。
人気が出た背景には心理的な“お得感”がある
出品者からしたら、少しぐらい安くしても売り切ってしまったほうが良いという人もいるでしょうし、フォロワーを増やすことでリピーターを増やすこともできます。
フォローしてもらうことでフォローリストの中から出品者の商品を見ることができるようになります。
多くの商品の中から探し出すのは大変ですが、フォローの中なら限られますし自分の商品だけを見てもらえるので、また買ってもらいやすくなります。
これは定期的に商品を出品している人にとって大きなメリットです。
リピーター獲得につながりやすく、趣味が合うフォロワーが増えれば「この人の商品はいつもチェックする」といった購買行動を促す効果も期待できます。
出品者がフォロー数を意識する理由
フォロー数が多いと、「この人は信頼されている出品者なんだ」と見られやすくなります。
信頼していない人をフォローしたりはしないですからね。フォロー割目的でフォローしたとしても、粗悪品が送られてきたり対応がヒドかったりすれば、フォローを解除するでしょう。
フォロー割後もフォローし続けているってことは、問題ない出品者ということですし、フォローしている人が多いってことはそれだけ支持されている指標になります。
メルカリはどんな人が出品しているか? 分からないので、プロフィールや評価などから察するんですが、フォローもその一つの判断材料になります。
なので、初めて購入する人にも安心感を与えることができますし、購買のハードルを下がることができます。
また、フォロー割を通じてフォローを促すことで、“見てもらう母数”を増やす戦略にもなっているのです。
フォロー割を促すコメントテンプレ
実際にフォロー割を使う際、購入者に「どう伝えてもらうか」は大切なポイントです。
プロフィールや商品説明文に、以下のように書いておくとスムーズです。
✅フォロー割あります!
フォロー後に「フォロー割希望」とコメントいただければ100円お値引きします!
コメントしてもらう内容もしっかり伝えることで、コメントしやすくなります。
ただ、「フォロー割あります!フォローしてくれたら、フォロー後にコメントしてくれたら100円引きします」だけだと「なんてコメントすれば良いんだろう?」と迷わせてしまいます。
その結果、購入者を失ってしまう可能性があります。
なので、コメント内容もしっかり書いて、フォロー割を活用しやすくすることが大事です。
フォロー割のキャンセルやトラブル事例
売りやすくなる上にリピーターも増えて便利なフォロー割なんですが、注意点もあります。
フォロー割希望のコメントがあって値下げをしたのに、そのまま購入されず放置されるケースも。いわゆる“割引逃げ”ですね。
この場合は一定時間が経ったら元の価格に戻す、という運用ルールをプロフィールに書いておくと安心です。
フォロー割を上手に活用する工夫
よりフォロー割を上手く活用して、購入意欲を高める方法もあります。
たとえば、
- 「フォロー割+リピーター割を併用」
- 「週末限定でフォロー割強化中!」
など、イベント的に使うことでさらに購買意欲を刺激できます。
まとめ
フォロー割は、購入者に“お得感”を与えつつ、出品者にはフォロワーと信頼感を蓄積できる便利なテクニックです。
上手に活用すれば、売れ行きを伸ばす強力な武器になります。
「割引してまで売りたくない」
「いちいち確認するのが面倒」
とかでなければ、フォロー割を活用するのも手ですよ。
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