メルカリで取引も盛んな遊戯王カード。
遊ばなくなったり、不要になったりしたカードを売りたいと考えて出品する人も多いんじゃないかなと思います。
けど、遊戯王カードも意外と難しくて、メルカリに出品しても売れない問題があるんですよね。
なぜ遊戯王カードを出品しても売れないのか? その原因とどうすれば売れるのか?対策をご紹介します。
遊戯王カードを出品しているときの参考にしてもらえればと思います。
売れない遊戯王カードの代表例
売れにくいカードの代表例は「ノーマルカードの山」や「価値の低いまとめ売り」です。
ユーチューブで、「メルカリで遊戯王カードの引退品を買った」という人が、ノーマルカードで同じカードばっかり入ったものを見て、「タダでもいらね」って嘆いていましたが、やはりそういうものは売れにくいです。
最初に良さそうなものだけ見せて、他は全部ノーマルカードだらけにして売るという人もいるようですが、トラブルになりやすいですし やめたほうが良いでしょう。
ちゃんと全部見える状態にするか、多すぎて全部見せられない場合はレアカードの枚数や特徴的なカードだけでも見せるようにしましょう。
売れやすい遊戯王カード
基本的に売れるカードは、
- プレイ用の使われているカード
- 限定カードや人気レアカード
こういったものです。
プレイで使われるカード
遊戯王カードが他のカードと違うところは「レギュレーション」のないところです。
ポケモンカードの場合、レギュレーションといって新弾からこのパックまでしか使えないっていうのが決まっています。
遊戯王はリミットレギュレーションで対応していて、禁止カードという使えないカードや制限カードなどの1枚しか入れてはいけないカードで対応しています。
昔のカードは使えないというのはないので、禁止カードじゃなければずっと使えるし、いつまでも使われているカードも存在します。
例えば、増殖するGや灰流うらら。
増殖するGは2011年に登場したカードなので、14年経っていますが、未だに使われ続けています。
灰流うららは2017年に登場したカードで、8年経っています。
こういった ずっと使われているカードは廃れないので、売れます。
それ以外にも、新カードの登場によって見直されるカードというものもあります。
例えば、「ブラック・ホール・ドラゴン」というブラックホールとシナジーのあるカードが登場したこともありました。
そういうデッキを組みたい人は当然「ブラックホール」が必要になってくるので、欲しい人も出てきます。
限定カードや人気のレアカード
昔のカードでも人気のあるカードはずっと人気があります。
例えば、
- ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン
- ブラック・マジシャン
- ブラック・マジシャン・ガール
- カオス・ソルジャー
初期のこういったカードを持っている場合は高く売れます。
相場をリサーチして適正価格にする
遊戯王カードの相場は日々変動します。
特に環境入りしたカードは一気に高騰し、逆に規制や新カードの登場で暴落することも。
なので、メルカリの「売り切れ」で検索し、直近で売れた価格を調べたり、現在販売中の価格を調べるようにしましょう。
美品なら+数百円、傷ありなら-数百円と差をつけることで売れやすくなります。
1枚売りとまとめ売りを使い分ける
買う側は「デッキに必要なカードだけ欲しい」場合が多いです。
まとめ売りにしてしまうと、余計なカードまで付いてきて購入をためらわれてしまいます。
かと言って、1枚1枚バラで売っても売れるもの/売れないものが分かれますし、枚数がいっぱいある場合なかなか売れなくて片付かない事態に…
そこで、バラ売りするのとまとめ売りをするのを分けたほうが良いです。
- 《灰流うらら》や《無限泡影》などの必須カードは単品出品
- ノーマルカードは「ドラゴン族デッキパーツ30枚」などテーマごとにまとめ売り
- シリーズ別(例:歴代ブルーアイズセット)でのまとめも効果的
1枚売りとまとめ売りを上手く使い分けることで、幅広いニーズに対応できます。
写真は明るく鮮明に撮影する
遊戯王カードは「状態」が命。
特にコレクターは初期傷や白かけを気にします。暗い写真では状態が分からず、敬遠されてしまいます。
なので、明るく状態の分かる写真を撮るようにしてください。
- 日中に窓際で撮影し、自然光で明るく写す
- 白い紙や布を背景にしてカードを際立たせる
- レリーフ加工や光沢は、斜めから撮って質感をアピール
例えば《カオス・ソルジャー 開闢の使者(レリーフ)》は光の当たり方で印象が変わるため、複数角度の写真を載せると売れやすくなります。
タイトルと説明文にキーワードを入れる
メルカリで欲しい人は検索してやってくるので、検索したときに見てもらえるようにタイトルと説明文に検索ワードを入れる必要があります。
タイトルに【カード名+レアリティ+型番】を入れるようにしましょう。
例:「灰流うらら スーパーレア RC02-JP009」
- 説明文に「プレイ用」「スリーブ保管」「ペットなし・禁煙環境」など環境状況を書く
- 傷の有無も正直に書き「美品希望の方はご遠慮ください」と添える
丁寧な記載は購入者からの信頼につながります。
出品タイミングを意識する
カードの価値はシーズンによって変動します。新パックの登場で過去のカードの強さが見直されることもありますし、規制改訂で需要が激減することも。
少し前だと「心変わり」が禁止から制限→準制限→制限なしと変わりました。
そういった使えなかったのが使えるようにもなりますし、それによってカードの価値が変わります。
心変わりが禁止から外れたときに話題になりましたし、そういったタイミングで出品することで売れやすいです。
定期的に再出品や価格見直しをする
売れ残りを放置すると、他の新しい出品に埋もれてしまいます。
1〜2週間売れなければ再出品したり、値下げをしたりして、新しくするようにしましょう。
また、バラ売りで売れない場合はまとめ売りにすることで売れるようになることも。
例えば《ブラック・マジシャン》が単品で動かない場合、「ブルーアイズとの人気キャラセット」に変更すると一気に売れやすくなることもあります。
まとめ
遊戯王カードが売れないときは、
- 需要のある人気カードを出す
- 相場を調べて適正価格にする
- 鮮明な写真と分かりやすい説明を書く
- 出品タイミングを意識する
- 定期的に再出品・価格調整を行う
といった改善を意識するだけで、売れ行きは大きく変わります。
遊戯王カード市場は流行や大会で日々動くため、こまめなリサーチと柔軟な対応が成功のカギです。
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