ハードオフやフリマサイトに多い「ジャンク品」。
ハードオフの場合、ある程度 状態が書かれていて、「動作未確認」や「通電確認済み」など書かれたシールが貼ってあります。
フリマサイトの場合、出品者によるので、状態の有無や「ジャンク」の意味まで様々。
当然、動くのもありますし動かないのもあります。どれぐらいの確率で動くものに当たるのか?ちゃんと動くものを買うためにはどうしたら良いのか?というのをまとめました。
ジャンク品で楽しむ場合は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
ジャンク品とは?「動作未確認」と「故障あり」の違い
まず押さえておきたいのが、「ジャンク=完全に壊れている」とは限らないという点です。
中古市場での「ジャンク品」表記には主に2パターンあります。
- 動作未確認品:電源確認などをしていない。動く可能性もあり。
- 故障あり品:一部または全体に明確な不具合がある。
故障ありの場合、動かない可能性が高くなりますし、動いたとしても何らかの不具合が出てきます。
例えば、音が出なかったり、画面の写りが悪かったり…
売る側も分かっていることですし、ちゃんと状態が書かれている場合がほとんど。なので、それが分かった上で購入するかを判断することになります。
問題は動作未確認品のほうですね。
こっちに関しては、どこまで確認しているか?にもよりますが、動くかどうかは分からない状態です。
この動作未確認のジャンク品が動く確率がどれぐらいなのか?というのをお伝えします。
実際どれくらい動く?ジャンク品が動作する確率の目安
実際のところ、ジャンルによって「動く確率」はかなり違います。
ジャンル | 動く確率の目安 | 備考 |
---|---|---|
ゲーム機(据置) | 約30〜50% | 通電OKなら意外と動くケース多い |
携帯ゲーム機 | 約20〜40% | 液晶・バッテリーの不具合が多め |
カメラ・レンズ | 約30%前後 | シャッター・カビ・曇りに注意 |
家電 | 約20〜30% | 通電確認の有無で大きく変わる |
パソコン | 約10〜20% | BIOS表示までは動くことも |
「壊れている」とされていても、実際に電源を入れてみたら普通に動くことも珍しくありません。
ショップでは確認が面倒だったり、通電確認だけで“未検品”にしている場合もあるためです。
また、フリマサイトの場合はトラブルを避けるために「壊れている」という人もいます。
「動かないもの」を「動く」と言ったら詐欺になりますし、購入者から何か言われますが、動くものを動かないという分には、文句言ってくる人はいないですからね。
動く確率が高いジャンルは?
特に狙い目なのはゲーム機やレトロ家電系。
外観が多少ボロくても、通電すれば動くケースが多く、修理や清掃で再販できることもあります。
逆に、**液晶製品(ノートPC・携帯ゲーム機・スマホなど)**は壊れている確率が高め。
液晶割れやバッテリー劣化など、素人では直せないトラブルが多いです。
壊れていても“通電OK”ならチャンスあり?見極め方のコツ
ジャンク品が壊れているかどうかの見極めは、「通電確認済み」「ランプ点灯」などの記述があるかをチェック。
電源が入る=基板や電源部は生きている可能性が高いです。
また、外観も重要な判断材料です。
- ほこりだらけでもネジが開けられた形跡がない
- 端子部分の錆びが少ない
- 落下跡や液漏れ跡がない
ハードオフなどのお店で買う場合はこういうところをしっかり見たほうが良いですし、フリマアプリの場合は写真から確認してみてください。
ジャンク品が動く理由:出品者の“保険表現”に注目
実は、ショップや出品者が「ジャンク扱い」としているのはトラブル回避のためというケースも多いです。
たとえば…
- 動作確認する時間がない
- 通電したが全機能まではテストしていない
- 保証が付けられない
このような理由で「一応ジャンク」とするケースがあり、実際は問題なく動くこともあります。
「動作未確認」「保証なし」は“当たり個体”のサインでもあるんです。
動かない場合の対処法とリスク回避テクニック
もちろん、動かない場合もあります。
リスクを最小限にするには以下を意識しましょう。
- 1点に高額をかけない
- 複数買って確率で勝負する
- 部品取りとしても価値がある商品を選ぶ
動作しなくても「パーツ取り」で元が取れることがあります。
たとえばゲーム機のコントローラや外装パーツ、ACアダプタなどは単品でも売れます。
安く仕入れられて部品で元が取れればリスク0ですし、それどころかプラスになる可能性も十分あります。
動作したジャンク品をどう活かす?再販・修理・パーツ利用の選択肢
もちろん自分で使いたいものであれば、そのまま自分のものにして使えば良いですし、特に必要のないものであれば、そのまま再販してもOK。
ただ、軽く清掃・メンテナンスするとさらに価値が上がります。
もし動かなかったとしても、
- 同型機を複数買って“ニコイチ修理”
- 動作しない部品をヤフオクで販売
- 外装だけを再利用
といった活用法も可能です。
“動けば儲けもの、動かなくても学びになる”のがジャンク品の醍醐味です。
まとめ:ジャンク品は「動く確率30〜50%」!見極め力がカギ
ジャンク品は「壊れている前提」で売られていますが、実際には3〜5割程度が動作することもあります。
ポイントは、
- 「通電OK」「未確認品」は狙い目
- 外観や端子の状態をチェック
安く仕入れて“当たり”を引けたときの快感は格別です。
ぜひ、リスクを抑えつつチャレンジしてみてください。
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