メルカリに出品して しばらくするとつきやすい「いいね」。
「いいね」も1つの売れる指標で、それだけ見てくれている人がいるってことですし悪いことではないんですが…
「いいね」はいっぱい来るのに売れない…となると話は別。
「また、いいねだけかよ…」とだんだんイラ立ってきて、いいねが来たら再出品したり、「いいねしたら値上げします」などと説明欄やプロフィールに書く人までいます。
さすがに「いいね値上げ」は何の意味もないですし やめたほうが良いと思いますが、いいねを減らして購入通知だけ来るようにする方法はあります。
「いいねばっかりでうざい!」という場合は参考にしてもらえればと思います。
再出品しても「いいねだけ増える地獄」
以前から言われている「いいねが来たら再出品」。
いいねがあると売れにくくなるから、いいねが来たら一度商品を消して新しく出品し直すことで いいねを消して売れるようにするという方法。
これで売れてくれれば良いんですが、現実はまたいいねが増えるだけ…
以前いいねをした人がまたいいねをしたり、新しい人がまたいいねしたりして、再出品してもいいねが増えるだけで売れないってことも多いです。
再出品が効かない商品に共通する特徴
再出品自体は効果のないものではありませんし、再出品をすることで売れていくものもあります。
ただ、全部が全部売れるわけではなく再出品をしても いいねだけ増えて結局売れない…といった商品も多いです。
再出品しても効果が薄い商品は、
- すでに相場価格に近い
- 「今買う理由」が弱い
- 競合出品が多い
- 希少性や期限がない
といったもの。
こうした商品は、再出品しても「また見かけたから、とりあえずいいねしておこう」と思って、いいねだけが増えていきます。
なので、「いいねが来たから再出品しよう」と思って商品を消してまた出品したとしても、またいいねだけが増えてしまいます。
いいねが多い商品ほど「値下げ待ち」が集まる理由
メルカリの「いいね」は、「今すぐ欲しい」ではなく「安くなったら考える」という意味で使われがちです。
特に
- 相場がはっきりしている商品
- 代替品が多い商品
- 急がなくても困らない商品
こういったものほど、様子見・値下げ待ちのいいねが集中します。
つまりは「欲しいけど高いからいらない」ってことですね。
今すぐ必要なものなら売れていくでしょうが、そもそもそういったものはメルカリではなくお店で買いますし、メルカリで売るには「欲しいもの」を売るしかありません。
そうなると値段が合わなければ買わないし、いいねだけしておいて「値段が下がったら考えれば良いや」って人が多いです。
「いいねが多い」っていうのも、いいねだけされやすい状況を作り出していて、「他の人もいいねしているし、いいねだけしておいて様子見れば良いや」ってなりやすいですし、
「すぐに売れなさそうだし、値下げするのを待つか」と思って、いいねをしていく人も出てきやすくなります。
「いいね=購入意欲」ではないメルカリの現実
「いいねが多い=値下げ待ち」と考えて、いいねが増えたから値下げして買ってもらおうとするわけですが…
残念ながら値下げをしても売れないことが多いです。
いいねが多くても購入ボタンを押す心理的ハードルが高いと売れません。
- まだ安くなるかも
- 他と比較したい
- 今は買わなくてもいい
こうした気持ちを抱えたまま、いいねだけが増え続けていくのが現実です。
「なんだよ、値下げしてんのに買わねぇじゃねぇかよ」と怒りに変わり、余計にいいね嫌いになって、いいねがうざい!と感じるようになっていきます。
再出品より効果的?オークション出品という選択肢
ここからが本題になるんですが、「再出品をしてもいいねしか増えない…」というのであれば、オークション形式に切り替えることをおすすめします。
定額で買う層とオークションでも買う層というのはメルカリの中でも分かれています。
定額で買う層は「とにかく安く買いたい」「今すぐ買いたい」という人がほとんどですが、オークションでも買いたい層は「とにかくソレが欲しい」「安ければより嬉しい」という人です。
オークションでも何でも良いから欲しい人はより貪欲ですし、購入形式も気にしないタイプなので、欲しいものがあったらすぐに買っていきます。
オークションにするだけでいいねが減る
ぜひやってみて欲しいのが、いいねが多い商品を再出品せずにそのままオークション形式に切り替えてみてください。
たったこれだけでいいねが減ります。
「オークションなら良いや」って人が消えていくので、いいねも消します。
再出品することなく勝手にいいねを消せるのがオークション出品です。
もちろん全部消えるなんてことはないですし、「オークションでも気にしない人」や「いいね消すのが面倒な人」は残ります。
ただ、一定数消すことは可能ですし、今後もいいねは来にくくなるので、「いいねがうざい」と感じているのであればオークション形式で売ることをおすすめします。
なぜオークションにすると「いいね」が来にくくなるのか?
オークションでは、
- 価格が上がる可能性がある
- 終了まで見ている必要がある
- 迷っていると逃す
この仕組みのおかげで、冷やかしや値下げ待ちのユーザーが寄り付きにくくなります。
最初安かったとしても いくらで買えるか分かりませんし、入札しても落札終了まで買えるとも限らないので、落札終了間際まで見ていないといけません。
そこまでして欲しい人はコアな人しかいないわけですよ。
結果として、いいねは減るけれど、入札=購入意欲のある行動が増えやすくなるのです。
「いいねが少ない=失敗」ではなく、無駄な期待をしなくて済むという意味で精神的にもかなり楽になります。
「いいねばっかりで売れない…」と感じたら、再出品を繰り返す前に、一度オークションという選択肢を試してみる。
それだけで、いいねに振り回されない出品スタイルに近づけます。





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