不用品をメルカリで売るべきか?それともゴミで捨てるべきか?問題。
メルカリで売るとすぐに売れるか分かりませんし、売れるまでずっと持っていないといけないので結局片付かない…という事態に。
かと言って捨てるのはもったいないし、お金になるかもしれないものを捨ててしまうと損した気分に…
金欠だと「全部売ってお金にしちゃおう」と考えがちなんですが、それはやめたほうが良いです。
逆にそれをやるとを損しかねないので、しっかり選別して売るものと捨てるものを分けるようにしましょう。
その理由と捨てるものと売るものの判断方法をお伝えしますね。
なぜ金欠のときに「とりあえず全部出品」が危険なのか?
「いらないものは全部売っちゃってお金にしたほうが良いだろ」という考えで、メルカリに全部出品! というのは、実は失敗しやすい落とし穴があります。
- 売れない物の方が圧倒的に多い
- 写真・説明・梱包に時間を取られる
- 売れ残ると気力が削られる
簡単に言えば出品するのも売れた後も大変なんですよね。
写真を撮って文章を書いて値段をつけて、ようやく出品。
売れたら売れたで梱包をして発送連絡をして、受取評価が来たら こっちも評価をして…
ここまでしてようやくお金が入ってくるので、稼げないものを売っても時間ばっかりかかってお金が入ってこない…という事態になりかねません。
その上、絶対に売れてくれるなんて保証はないし、なんなら売れないことのほうが多いです。
その間ずっと持っていなきゃいけないし、売れるまで待ち続ける必要があります。値下げ依頼とかコメントが来たらそれにも対応しないといけませんし、とにかく時間がかかります。
なので、売れるものだけに絞って、ちゃんとお金になるものを出品したほうが手間が減って、お金を作ることができます。
今すぐお金になる不用品・ならない不用品の違い
判断基準は意外と単純です。次の3つを満たすかどうかを見てください。
- 需要が今もあるか
- 送料が安く済むか
- 説明しなくても価値が伝わるか
この条件を満たす物は、現金化しやすいです。逆に1つでも欠けると、「売れない・時間だけかかる」可能性が高くなります。
需要の有無
需要がないものは出品しても売れるまでに時間がかかったり、ずっと売れずに残り続ける可能性が高くなります。
「高く売れそうなもの」であれば多少の時間がかかっても粘ってみる価値はありますが、そんなに高くないものであれば売らずに捨ててしまったほうが家もスッキリします。
需要があるかどうかは売れた商品が「いつ売れたか?」を確認することで、判断できます。

例えば「ポケットモンスターハートゴールド」を見てみると「商品の説明」の下に出品した日(6日前)が書かれています。
値段の下には出品から売れた時間がかかれていて、「1分で売れた商品」というのが分かります。
つまり、6日前に出品をして1分で売れてしまったってことですね。
これだけ安いから、というのもあるんですが需要としては十分ですし、こういったものは出品して良いでしょう。
これが出品日が3ヶ月前、6ヶ月前のものしかなく、今も出品しているものだけが残っているとなると需要はないので、よほどのものではない限りは売る必要はないです。
送料の確認
次に大事なのが「送料」。
メルカリは着払いにするか送料込みかの2択なんですが、着払いはほとんど売れないと思って良いです。メルカリで売るためには送料込みで出品者が負担することがほとんどです。
なので、送料が高くなってしまうと その分高く売れるものでないと利益を確保できません。
送料で赤字になってもメルカリで負担してくれるので、マイナスになることはないんですが、利益がないものを売っても仕方ありませんので、しっかり送料を確認した上で売るかどうかを判断するようにしましょう。
説明なしで価値の伝わるもの
商品自体が何をするものか良く分からなかったり、見ただけじゃ分かりにくいものは売れにくいです。
例えば、
- ノーブランドの着心地の良い服
- 型番不明の家電
- 使えるかどうか不明のもの
例えば、服を売るにしても自分にとっては「着心地良い服」と思っても、無名のブランドだと普通の服屋で売っている服と変わりません。
いくら説明されたとしても「服屋で新しい服買えば良いや」ってなっちゃいますので、ブランドものとかでなれば、売らないほうが楽です。
メルカリで即売れしやすい“金欠向けアイテム”
もし金欠で困っている…という場合は、売るべきものは「高額商品」ではありません。
早く売れる商品です。
たとえば、
- ゲームソフト・ゲーム機周辺機器
- 小型家電(イヤホン、充電器、ドライヤーなど)
- ブランド小物(財布、キーケース)
- 未使用の消耗品・日用品
- 型番がはっきりしている物
これらは、検索されやすく、説明も簡単で、回転が早いのが特徴です。
意外と売れやすいのが小型の家電。
リモコンとかでも欲しい人は多いですし、正常に動くものであれば売れます。というのも、テレビのリモコンはボタン押しても反応しなくなったりして、使っていると壊れることが多いんですよね。
そういう人がリモコンだけ求めて買うことも多いので、結構売れていきます。
売れても意味がない?出品しない方がいい物
一方で、金欠のときほど避けたい物もあります。
- 送料が高い大型商品
- 使用感が強くクレームになりやすい物
- 売値が500円以下になりそうな物
- 写真や説明に手間がかかる物
たとえ売れても、「手数料+送料+労力」を考えると、ほとんど残らないことも珍しくありません。
出品も梱包も面倒そうなものであれば、売らずに捨ててしまいましょう。
もちろん利益との兼ね合いはあります。その面倒さに見合うだけの利益が得られれば、出品してもOKです。売れても二束三文でめんどくささだけが上回るのであれば、売る必要はないです。
金欠だからこそ「捨てる」判断が必要な理由
捨てる=損、と思われがちですが、実は逆です。
- 売れない物を抱える時間
- 判断を先延ばしにするストレス
- 部屋が片付かないことで次の行動が遅れる
これらも立派な“コスト”です。
思い切って捨てることで、「本当に売れる物」が見えてくることも多いです。
最短で現金化するためのメルカリ出品ルール
金欠時の出品は、スピード最優先でいきましょう。
- 相場より少し安めに設定
- 即購入OK・値下げ不可で迷わせない
- 写真は最低限、清潔感重視
- 発送は翌日までを意識
「高く売れたらラッキー」ではなく、「確実に売れる価格」を選ぶのが正解です。
多少損したり、売ったものを売られたりしても良いんじゃないかなと思います。家の中を片付けた上でお金まで手に入るのであれば、そっちのほうが良いと思いますし、どんどん売って家の中をスッキリさせちゃいましょう。
金欠を抜け出す人がやっている「売る・捨てる」基準
最後に、迷わなくなるための基準を決めておきましょう。
- ○日以内に売れなければ捨てる
- 想定利益○円以下なら出品しない
- 悩んだら“次に進める方”を選ぶ
感情ではなく、ルールで判断するとブレません。
特に家の中がいっぱいですぐに処分しないといけない場合は、何も考えずに機械的にやっていきましょう。
不用品は、ただのゴミにも次の一歩を作る資金にもなります。
大切なのは、「迷うこと」ではなく、「決めて動くこと」です。
迷っていると時間だけが過ぎて何も進まないので、「売るなら売る」「捨てるなら捨てる」で決めたらすぐに行動に移しましょう。





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