ファミコンソフトの中でも、ソフト単体で数万円、完品では20万円を超える異常な価格で取引されているのが「バトルフォーミュラ」です。
結論から言うと、バトルフォーミュラが高い理由は「ファミコン末期に発売され、ほとんど売れなかったことで現存数が極端に少ないから」です。
ソフト単体でも数万円、完品では20万円を超えることも。
「なぜここまで高いの?」と疑問に思いますよね。
ファミコンの高いゲームとしては、「サマーカーニバル’92 烈火」も有名なんですが、それに負けず劣らず高額化しています。
👉️ サマーカーニバル’92 烈火はなぜ高い?価格が高騰した理由と偽物の見分け方
そこで、
- バトルフォーミュラがプレミア化した理由
- なぜ当時ほとんど売れなかったのか
- 現在の相場と価値
を中心に、分かりやすく解説します。
バトルフォーミュラとは?
そもそもバトルフォーミュラとはどんなゲームなのか?ということからご紹介します。
ユーチューブにもプレイ動画がたくさん上がっていますので、それらを見てもらうのが一番早いかなと思います。
バトルフォーミュラは、1991年に発売されたファミコン用のシューティングゲームです。
カーレース✕シューティングという意外性のある組み合わせで、今も似たゲームはほとんどないんじゃないですかね。
唯一無二の作品となっています。
敵を撃つ爽快感に車で走り抜ける爽快感が合わさって、うまくいくとスッキリします。
ただ、かなり早いし敵もどんどん出てくるので難しいですし、うまくいかないとイライラすることも。
ハマる人はハマるし、嫌いな人はメッチャ嫌いな感じの人を選ぶゲームになっています。
バトルフォーミュラはなぜ高いのか?
バトルフォーミュラが高額化した理由は、人気や知名度ではなく「環境要因」にあります。
- すでにスーファミが登場していた
- ジャンルが先鋭的過ぎる
- 数が圧倒的に少ない
スーファミ登場後の発売
スーファミが1990年に登場したので、スーファミ登場後1年後の発売となりました。
当然ユーザーの関心はスーファミへ完全に移行。
今は互換性のある機器もありますが、スーファミとファミコンは一切互換性がなく、スーファミではファミコンのゲームを遊ぶことができません。
それもあって、
- 店頭で目立たない
- 新作として注目されない
- そもそも仕入れ数が少ない
という不利な条件が重なっています。
ジャンルが責めすぎた
今でこそ複合的なジャンルも好まれるようになっていますが、当時はまだゲームが出始めで分かりやすいジャンルのほうが好まれていました。
結果として、
- 子どもに選ばれにくい
- 親にも分かりにくい
- 売上が伸びない
という状況になりました。
今なら全く違った評価になったでしょうし、リメイクとかしてくれたら、流行る可能性もありそうですが…
まぁ厳しいでしょうね。
売れなかった=現存数が少ない
スーファミ登場からの発売、攻めすぎたジャンルという売れにくかったバトルフォーミュラは日の目を見ることなく終わってしまいました。
そのため、中古で出回っている数も少ないため、値段も高くなっています。
箱付きで状態の良いものとなると なおさら少なく、より高額です。
ファミコン末期ソフトが高騰しやすい理由
バトルフォーミュラに限らず、ファミコン末期に発売されたソフトはプレミア化しやすい傾向があります。
理由はシンプルで、
- 生産数が少ない
- スーファミに話題を奪われた
- 当時の価値が低かった
こういったソフトほど、時間が経つと「幻の存在」になります。
当時人気がなかった作品ほど今となっては遊ぶことは難しく、逆に欲しい人も増えるので値段も上がっていくのです。
バトルフォーミュラの現在の相場
状態によって差はありますが、現在の相場はおおよそ以下の通りです。
- ソフトのみ:5万~7万円前後
- 箱・説明書付き(完品):18万〜22万円前後
特に完品は市場に出回る数が少なく、出品されるとすぐに売れてしまうケースも珍しくありません。
バトルフォーミュラに偽物はある?
高額ゲームの場合、海外製の偽物も多いんですが、バトルフォーミュラの偽物(リプロ品)はほぼ存在しません。
理由は単純で、
- 海外需要がほぼない
- コピーしてまで売るほど認知度が高くない
ためです。
そのため、真贋を気にする必要はほとんどありません。
箱・説明書の状態や欠品の有無はしっかり確認しましょう。
バトルフォーミュラを安く遊ぶなら
のちにプレイステーションにて「メモリアル シリーズ サンソフト vol.6」でバトルフォーミュラが収録されました。
こちらは2万円~3万円と少し安くなっています。
それでも十分高いんですが、ファミコン版に比べれば半額ぐらいになりますし、ファミコンよりは安くお求めできます。
まとめ|売れなかったからこそ価値が生まれたゲーム
バトルフォーミュラは、
- ファミコン末期に発売された
- ジャンルが分かりにくく売れなかった
- 現存数が極端に少ない
これらの理由が重なり、現在では幻のプレミアソフトとして高額取引されています。
当時の人気とは無関係に、「売れなかったこと」そのものが価値になる――
それを象徴する1本と言えるでしょう。





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