メルカリで値下げ交渉はどこまで応じるべき?売れる価格とのバランス術

顧客対応

メルカリで出品していると割と多い値下げ交渉。機能にも値下げ依頼があるし、これを使って値下げを求めてくる人からコメントで値下げ交渉してくる人まで様々。

「その値段ならいっか」と思って値下げをするものから、「え?そんなに安く売らないといけないの?」って値段を提示してくる人までいて、どこまで値下げに応じれば良いの?っていうのは悩ましいところ。

もちろん最終的には出品者の判断ですし、受けるも断るも自由なんですが、ある程度 基準があったほうが決めやすいのも事実。

そこで、どれぐらいまで応じれば良いのか?というのをお話したいと思います。

最初の価格設定がカギ!ラインを決めておく

最初の値段設定の時点で、最低ラインを決めておくのが良いと思います。この価格より低ければ売らないし、高ければOKという値段ですね。

それを決めた上で値段を設定しましょう。最初に最低価格で設定して売れても利益が出ませんので、「この値段で売れたらいいな」って値段を設定するのが良いでしょう。

当然「相場とも相談した上で」です。よほどの美品とか新品ならまだしも、普通の中古の並品で相場よりも高い値段にしたら売れませんし、値引き交渉すら来ません。

なぜなら、他に安いのがあるからそっちを買えば良いだけ ですからね。

わざわざ高い人のを値引きする必要はありません。

その上で「この価格で売りたい!」という自分の納得できる値段を設定するのがおすすめです。

値引きに応じるべきか否か?考えるべき3つのポイント

実際に値引き交渉がコメントで来たり、メルカリの値引き依頼を使って値段を提示されたときに応じるべきかどうか? ということなんですが、考えるべきことが3つあります。

  • 納得できる価格なのかどうか
  • 早く売り切りたいのかどうか
  • 出品してからの日数

この3つを踏まえた上で応じるかどうするかを判断すると失敗が少なくなります。

価格に納得できるか?

まずは値段です。値段に納得できなければ応じる必要はありません。

値段を言わずに「いくらまで値下げ可能ですか?」というテンプレ値下げ交渉コメントは、多少の値下げで良いと思います。

値段を提示しないってことは、「少しでも下げてもらえたら嬉しい」ってことでしょうし、50円~100円ぐらい値引きしてみて、どう出るか?見てみましょう。

すぐに売りたい?

要は家にあって邪魔なのかどうか?ですね。不用品で一刻も早く家から消し去りたい場合は、多少安くても売ってしまうのも手です。

利益が出たほうが良いでしょうけど、邪魔ならそんなこと言ってられないですからね。部屋のスペースを圧迫しているほうが大変でしょうから、捨てるつもりでちょっとでも利益が出てくれたら良いんじゃないでしょうか。

出品日数

出品してから、どれぐらい経つのか?というのも値下げに応じるかどうかの判断材料になります。

1ヶ月も2ヶ月も売れていないとなると、今後も売れる見込みが低くなっていきますし、「買ってくれる人がいる」というのであれば、多少安くても売るのも良いんじゃないかなと思います。

反対に出品してからすぐに値下げしてくる場合は、応じる必要はないでしょう。せっかく考えて値段をつけたのにすぐに変える必要はありません。

待っていれば、その値段で買ってくれるかもしれませんし、もう少し待っていたほうが良いと思います。

出品してから経っていても経っていなくても、価格に納得できれば応じても良いでしょうし、納得できなければ応じる必要はありません。

自分の気持ちが一番大事ですので、納得できない値段まで下げなくても良いです。

応じすぎ注意!値下げしすぎると後悔するワケ

値下げをするときに考えないといけないのが送料と手数料。送料はサイズや重さによって変わりますし、メルカリでは販売手数料が10%かかります。

値下げをしたら、その負担も大きくなるので、それを踏まえた上で利益がいくら出るのか?というのを考えるようにしましょう。

利益が残らないのに値下げに応じる必要はありませんし、断ってしまって構いません。

「最低ライン」を決めて、それを下回る場合は断る勇気も必要です。

他の出品者の価格も参考に!相場チェックのコツ

値下げをすべきかどうするか迷ったら、同じ商品を出品している人の価格や実際に売れた履歴を見てみましょう。

相場を見ることで、値下げをしてきた価格が安すぎるのか、妥当なのかが分かります。相場からあまりにもかけ離れていて安すぎる場合は断ってしまって良いでしょう。

少し安くすることで買ってくれる人もいるでしょうし、その人に買ってもらう必要はありません。逆に相場からそんなに離れていなくて妥当な値下げ幅であれば、承諾して買ってもらうほうが楽です。

いつ売れるか分からず、ずっと待っているのも大変ですからね。

相場で買ってくれる人がいるのであれば、売ってしまって良いと思います。

まとめ|“売れやすさ”と“利益”のちょうどいい着地点を探そう

メルカリでの値下げ交渉は、売れやすくなるチャンスでもあり、利益を削るリスクでもあります。

だからこそ、「どこまで応じるか」は感覚ではなく目的と数字に基づいて判断することが大切です。

あなたにとって納得できる価格で売るためにも、相場を見極めつつ、“譲れないライン”を守る姿勢を大切にしていきましょう。

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