メルカリで売れるために大事な「写真」
うまく撮ろうと思っても影が入って暗くなってしまったり、フラッシュを焚いたら光で白飛びしてしまったり…
思うようなキレイな写真が撮れない…
なんてことありませんか?
ちょっとした工夫で影を減らし、グッと明るく、見栄えのいい写真に仕上げることができます。
今回は、初心者でもすぐに実践できる「影対策」のコツをご紹介します!
影をコントロールする“光の位置”とは?
暗いところで写真を撮れば、当然暗くなってしまうので、「明るくして撮る」というのは大事です。
部屋の明かりだけだと暗い場合は卓上ライトなどを利用することで明るくできます。
このときに問題になってくるのが「影」ですね。
横や斜めからライトを当てると長く濃い影ができてしまいます。
なので、正面かやや上から当てるようにしてください。
日中であれば、窓の近くでカーテン越しに撮るのも良いですよ。柔らかい光が広がり、影も目立ちにくくなります。
部屋の照明だけで明るく撮るコツ
卓上ライトなんかないし、夜にしか撮影できない…
そうなると部屋の電気だけで撮ることになるんですが、実は最近のスマホは性能が良いので普通に撮っても補正をかけてキレイに見えるようにしてくれます。
部屋の電気だけで真上からスマホをかざしてパシャリと撮っただけです。
実際はスマホの影も入っているんですが、勝手に補正してくれます。特に何か設定したわけでもありません。自動的にスマホの方で判断をして影を消してくれました。
なので、真上から普通に撮るだけで影が入らずしっかり見える状態にしてくれます。
このスマホも6年ぐらい経っていて、新しいってわけでもないです。それでも、これだけの性能があるので、今のスマホならもっと良くなっているでしょう。
何にも気にせずにスマホで上から撮るというのも手ですよ。
カメラの高さを変えるだけで影の印象が変わる
カメラの位置も大事で、横から撮ると影ができやすいです。なので、上から撮るのがおすすめです。
上から撮ると自分やスマホの影で暗くなりがちですが、先ほどの通りスマホの補正機能により、影を消して自然な感じの明るさにしてくれます。
もしそういう機能がなくて、影ができてしまう…という場合は、少し斜め上にして自分の影が入らない位置で撮りましょう。
そうすれば、影が商品に入ることなく撮れますよ。
自然な光を拡散するアイテムを紹介
影をやわらげるためには、光を「拡散」するのがコツ。
専用の撮影機材がなくても、次のようなもので代用できます:
- トレーシングペーパー
- 白いレースカーテン
- A4コピー用紙
- 白い発泡スチロール板
白いものなら何でもOK。
商品の反対側に白いものを置くだけで、光が反射して影が和らぎます。
背景や床の素材にも影が落ちる?その対策法
影を入らないようにするためには床も大事です。濃い色やツヤのあるものの上で撮影すると影が目立ちやすいです。
なので、床も白いもので覆って撮るようにしましょう。
床に関しても先ほどのもので構いません。紙などを敷いて、その上で撮ることで影が入りにくくなりますよ。
影があってもOK?雰囲気を活かす撮影例
必ずしも影が悪いとは限りません。
商品に立体感を出したいとき
ナチュラルな雰囲気を出したいとき
こういったときに影を利用することで、逆に見栄えが良くなります。
たとえば、洋服や雑貨などは自然光で軽く影が落ちるだけでも「生活感」や「リアルさ」を演出することができます。
かといって、影が多いのも問題ですし暗くて商品が見えないと買い手としても状態が分からないので購入につながらない可能性も。
なので、影を濃くしすぎないことが大事です。
商品を魅力的に魅せるアプリの紹介
どうしても影ができてしまって、うまく撮れない…
という場合はアプリを利用しましょう。キレイに補正をかけてくれるアプリもあるので、そういったものを利用することで、商品をキレイに見せてくれます。
ただ、商品のキズや汚れなども消してしまって状態が変わるほどの補正をかけてしまうと購入後にトラブルに発展してしまいます。
あくまで「影を消す」「明るくする」程度の補正で、商品の状態が変わらないように注意してください。
アプリに関してはたくさん出ているので、使いやすいもので良いんですが、簡単に使えておすすめなのは「FoodPic」です。

アプリというよりサイトなんですが、写真をアップロードするとAIが自動で判別して、見栄えが良くなるように加工してくれます。
こちらで調整する必要は一切なく、自動的に明るくしてくれるので簡単です。
まとめ:影を味方につけて、売れる写真に!
影はちょっとした工夫で減らしたり、柔らかくしたりできます。
「撮る→チェック→調整」を繰り返すだけでも、写真の印象はかなり変わります。
売れやすい写真は、
✅ 明るくて清潔感がある
✅ 商品がはっきり見える
✅ 信頼感がある
この3つです。
あくまで写真を売るわけではなく商品を売るための写真ですので、カメラマンが撮るような写真は必要ありません。
商品の状態がしっかり分かるように撮れば、購入者が納得して買ってくれます。
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