読み終わった漫画や小説などの本を出品したり、ブックオフなどで仕入れて売る せどりで稼いだり、メルカリで本を売るのもおすすめです。
そこで問題になってくるのが梱包。
梱包材がない場合にプチプチなしで、そのまま封筒に入れたりダンボールに入れたりして送っても良いのかどうか。
送れないことはないですし、できるかできないか という話であれば できるんですが、直入れで送るとどんなリスクがあるのか?というのと その対策についてご紹介します。
そもそも「直入れ発送」とは?どんな梱包状態になるのか
梱包材全くなしで、封筒や紙袋に入れて送るのが「直入れ発送」ですね。
ダンボールであれば、そこそこの硬さがあるので緩衝材代わりにもなってくれるんですが、封筒や紙袋の場合 柔らかいので衝撃がそのまま伝わってしまいます。
ただ、ダンボールだとサイズも大きくなりがちですし、ネコポスなどの小さくて送料の安いサイズで送るのは厳しいです。
本一冊・二冊送る場合は、ダンボールよりも封筒や紙袋になると思います。
封筒や紙袋に直入れで発送するとコストを抑えられる一方で、配送中のダメージが大きなリスクになります。
本を直入れで送ったときに起こりやすいトラブル
直入れ発送では、以下のようなトラブルが起きやすくなります。
- 角が潰れる・折れる
- 表紙に擦り傷がつく
- 雨で濡れて波打つ
- 配送中の圧力でページが曲がる
届いたときに傷になる可能性がありますし、雨にも弱いので濡れてしまう場合もあります。
特に弱いのが「角」。
角は折れやすいですし、傷がつきやすいです。
購入者からのクレーム・低評価につながるリスク
当然、傷になったり濡れたりするとクレームや低評価につながります。
- 「梱包が雑だった」
- 「商品が傷んでいた」
といった悪い評価につながってしまいます。。
評価は他の人からも見られますし、次に購入を検討している人から「梱包が雑」というのを見て購入を見送られる可能性もあります。
クレームがなく取引が終わったとしても、次から売れなくなってしまうリスクがあります。
プチプチなしでもできる最低限の保護方法
とは言ってもプチプチがない場合、どうしたら良いの?って話になりますよね。
プチプチがあるのが一番良いのは間違いないんですが、なくても大丈夫です。しっかり梱包して傷がつくことなく、購入者ともトラブルにならないようにできます。
- 透明OPP袋に入れて水濡れ防止
- 厚紙で挟んで折れ防止
- 封筒はクラフト紙や厚手のものを使う
まずは何と言っても「防水対策」。
紙である以上 水に弱いので、濡れないように袋に入れるようにしましょう。OPPがなければ、スーパーの小さな袋でも構いません。
とにかく濡れないように防水対策を行ってください。
その上で、傷になったり折れたりしないように厚紙で補強したり厚手の封筒やプチプチ付きの封筒を使うのがおすすめです。
出品者が覚えておきたい「発送トラブル防止の3大鉄則」
- 必ず水濡れと折れ対策をする
- 梱包に少しコストをかけても低評価回避のほうが大事
- 「直入れ=リスク大」と心得ておく
基本的に本の直入れはやめたほうが良いでしょう。
本は雨にも弱いですし、傷がついたり折れたりと見た目よりもデリケートな商品です。
適切な梱包をして、購入者が安心できる発送を行なうようにしましょう。
もし、梱包材が何もなくて買ってくるしかないのであれば、購入しましょう。
100円でも売っていますし、そんなにコストがかかることもありません。
そのコストをケチって梱包なしの直入れで発送してしまうと悪い評価を受けて、今後売れにくくなることにつながります。
メルカリで取引を続けるためにも、しっかり梱包をして発送することをおすすめします。
まとめ
直入れ発送は送ること自体は可能ですが、リスクは高いです。
悪い評価やクレームにつながり、返品対応を迫られる可能性もあります。
基本的にはOPPとプチプチで梱包して封筒に入れて発送するのが良いですが、プチプチがない場合でも、
- 厚紙で挟む
- 厚手の封筒を使う
などして、防水対策と傷や折れの対策を行なうようにしましょう。
たとえ、直入れ発送で問題なかったとしても購入者が不安になりますし、「もうこの人からは買いたくない」と思われてしまいかねません。
リピーターを増やすためにも、ちゃんと梱包をして安心してもらえる状態で送るようにしましょう。
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