メルカリで商品を見ていると「検索用」と書いて関連しそうなキーワードを大量に並べているのを見たことがあるんじゃないでしょうか。
メルカリよりもヤフオクのほうが多い印象で、多くの人に見てもらうために検索したときに引っかかるようにキーワードを羅列している人もいます。
一見すると多くの人から見られて売れるように見えますが、購入者からは「うざい」「見づらい」と嫌われ、逆効果になることも…
ヤフオクの場合、そもそも商品の説明を見ないで買う人もいるので、まだ有効的なんですがメルカリの場合、絶対に見られるので まずやらないほうが良いです。
この記事では、なぜ「検索用キーワード」が嫌われるのか、そして実際に売れやすくなる改善ポイントをまとめて解説します。
「検索用キーワード」が嫌われる理由
まずはなぜ「検索用キーワード」を商品の説明に書くと嫌われてしまうのか?
その原因から見ていきましょう。
なぜ「検索用」が嫌われるのか?
商品の状態などを確認するために商品の説明を見ているのに、関係ない単語までずらっと並べられていると「見づらい」「邪魔だ」と感じます。
結果的に「信頼できない出品者」と思われ、購入につながらないリスクが高まります。
キーワードを乱用しても効果は薄い
キーワードを羅列したからといって、「検索に引っかかるのか?」というとそんなこともありません。
商品の説明に書かれていることを全部引っかかるようにはなってなく、ちゃんと選んで検索結果に表示されるようになっています。
じゃないと検索したときに関係ないものが引っかかりまくって、検索が全く意味のないものになってしまいますからね。
ちゃんと検索した商品に合うものを表示されるようになっているので、キーワードをいっぱい書いたとしても、検索したときに表示してくれるわけではないのです。
むしろ、自然に商品名や型番を記載した方が検索でヒットしやすい傾向があります。
出品ページがごちゃごちゃして逆効果に
説明文にキーワードを詰め込みすぎると購入者が知りたい情報(商品の状態や付属品など)が埋もれてしまいます。
邪魔にならないように説明終了後の最後に書く人も多いんですが、それでも目に入りますし、うっとうしく感じてしまうんですよね。
結果として買われずにページから離脱されやすくなります。
検索されやすくする改善ポイント
検索用キーワードを入れると買われにくくなってしまいますし、かと言ってキーワードを入れないと買いたい人が見に来てくれない…
ここを解消するために欲しい人がちゃんと来てくれるようにしつつ、「うざい」と思われない方法をご紹介します。
「検索用」を書かずに商品が見つかる工夫
購入者は「正式名称」「型番」「ブランド名」で検索することが多いため、それを正しく入れるようにしましょう。
- 商品名(例:ナイキ エアフォース1)
- カラーやサイズ
- 型番やモデル名
後は商品によって、少しずつ変わってきます。例えばゲームであれば、
- ゲームタイトル
- メーカー
- 本体機種
- ジャンル(RPG・シミュレーションなど)
といったことを盛り込みます。
これは最初に書いても問題ありませんし、「うざい」と思われることはありません。
なぜなら、「商品の説明」だからですね。商品を売るために その商品について説明することは何にも変なことじゃないですし、うざいと言ってくる人はいないでしょう。
商品説明に自然に入れる方法
「検索用」と羅列するのではなく、説明文の中で必要な情報をしっかり伝えましょう。
例:「iPhone 12 64GB ブラック SIMフリー。ケースをつけて使用していたため傷は少なめです。」
このように自然に情報を入れることで、結果的に関連検索にもヒットします。
色んな言い方がある場合は、文の中で変えながら入れることで、羅列することなく検索したときにヒットさせることができます。
例:『スーファミ「ドラゴンクエストⅤ」のPS2リメイク「ドラクエ5」。大人気スクエニのレトロゲームがプレイステーション2になって登場した人気作』
「ドラゴンクエスト」で検索する人もいれば、「ドラクエ」で検索する人もいるでしょうから、両方とも文の中に盛り込みます。
本体機種に関しても「PS2」と略称に加えて「プレイステーション2」と両方入れることで、どっちで検索しても表示されるようになります。
ハッシュタグを活用する
メルカリではハッシュタグの利用を推奨されていて、ハッシュタグを使うことで閲覧数を増やすことができます。
ハッシュタグは #←コレですね。
半角じゃないと機能しないので、半角で#を入れて その後に商品名などの検索ワードを入れるようにしてください。
これに関しては最後に羅列して構いません。
Xのハッシュタグと一緒ですからね。まさかツイートを読んでいて、ハッシュタグに怒る人はいないでしょう。
それと同じようにハッシュタグでキーワードを入れておく分には問題ありません。
ハッシュタグもちゃんと効果があり、つけると閲覧数が増えます。
ここにハッシュタグの実験結果をまとめていますので、よければご覧ください。

ただ、ハッシュタグのつけすぎも良くないので、5個ぐらいにとどめておきましょう。これもメルカリ公式で言っているので、つけすぎにはご注意ください。
まとめ
「検索用キーワード」の乱用は一見便利そうに見えて、実際には購入者から嫌われ売れにくくなることも。
代わりに、
- 正式名称や型番をタイトルに入れる
- 自然な説明文を書く
- ハッシュタグを活用する
これらを徹底することで、検索にも強くなり、購入者からの信頼も得られます。
「うざい」と思われない出品こそが、売上アップの近道です。
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