メルカリで出品していてもなかなか売れない…そんな経験はありませんか?
- 他よりも安くしているのになぜか、他者の商品ばかり売れていく…
- こっちの商品のほうが良いはずなのに売れない…
- めんどくさいからそのまま放っておこう…
メルカリを始めたばかりで、全然売れなかったときにボクが思っていたことです。
値下げしても全然売れてくれないし、なんなら放っておいたら、いきなり買ってくれるし。このまま置いとけば良いんじゃないかな?って思っていました。
「放っておく」というのも1つの方法ですし、モノによっては放ったらかしておけばそのうち売れるだろうなっていうのは そのままにしています。
そうじゃないものに関しては、そのまま放っておいても売れるのは難しくて、何らかの措置を取る必要があります。
そのうちの一つが「値下げ」ですよね。値段が下がることで、「安ければ買ってやる」っていう人もいるでしょうし、買ってもらいやすくする方法の1つです。
ただ、「1つの方法」でしかなくて、値下げすれば売れるってものでもないですし、値下げ以外にもちょっと変えるだけで売れる方法があります。
その売れる方法を3つ紹介しますので、「早く売れて欲しい。けど値下げはしたくない!」という場合は、ぜひ試してみてください。
メルカリで売れるための3つのコツ
基本的に売るためにやらなきゃいけないことは、お客さんを集めて商品について説明することです。他よりも良かったり安かったりすれば買ってもらえます。
それを3つに分解すると…
- 見込み客を増やす
- 商品の魅力を伝える
- お得感を出す
こうなります。
これらを具体的にどうすれば良いのか?というのをこれからお話します。
見込み客を増やす
とにもかくにも人が来てくれないことには買ってもらえません。幸いメルカリで人を集めてくれているので、0から集めてこないといけないというわけではありません。
ただ、しっかり導線を作っておかないといくらメルカリで人を集めてきてくれても、お客さんが来てくれません。
そのお客さんが来てもらう導線を作るために見直すべきことが3つあります。
- タイトル・説明欄を見直す
- カテゴリーやタグの設定
- 季節・トレンドの意識
順番に見ていきましょう。
タイトル・説明欄を見直す
まずは商品名の確認です。商品名が合っているのかどうか?ですね。
見込み客を集めるためにはメルカリのトップページのほか、メルカリで検索してくる人にも来てもらう必要があります。
そのときに商品名が間違っていると検索しても表示されません。なので、正しい商品名をつけることが大事です。
調査をしていると商品名が間違っている人をちょくちょく見かけるんですよね。
特に濁点や半濁音符とか。
これ一個違うだけで検索しても表示されなくなってしまうので、しっかり間違っていないかどうか確認しましょう。
メルカリで検索してみて、自分の商品が表示されるのかどうか?というのも見ておいたほうが良いです。
略称や他の呼び方もあるのであれば、それも書いてください。商品名に入り切らない場合は商品の説明に入れてください。
こちらも検索したときに表示されますので、説明の中にも盛り込んでください。
商品名だけじゃなく、その商品を欲している人が検索しそうな言葉も入れるとより見込み客を集めることができます。
例えば「ドラゴンクエスト」であれば、「ドラクエ」や「DQ」といった略称に加え、「スクウェア・エニックス」「スクエニ」といったブランド名。
「RPG」などのゲームジャンル、「PS2」といった本体機器。
こういったことも説明欄に盛り込むことによって、より多くの見込み客を集められます。
カテゴリーやタグの設定
メルカリにはカテゴリーやハッシュタグというのものがあります。
カテゴリーについて
カテゴリーは出品時の「商品の詳細」に「カテゴリーを選択する」から入力できます。
これは必須項目になっていて、カテゴリーを選んでいないと出品することはできません。
なので、しっかり選ぶ必要がありますが このカテゴリーも適当に選んでしまうと見込み客を減らすことになってしまいます。
なぜなら、メルカリのトップページに検索した用語のカテゴリーを表示されるようになっているからです。
「ドラゴンクエスト」で検索したとしたら、「テレビゲーム」のカテゴリーの商品がトップページに表示されます。
トップページがメルカリを開いたときに一番最初に目につくところですので、ここに出るか出ないかは大きな違いがあります。
カテゴリーは適当に選ぶのではなく、しっかり商品にあったカテゴリーを選んでください。
ハッシュタグについて
ハッシュタグは専用の欄みたいなのはないんですが、商品の説明の中に#◯◯と入れることでハッシュタグをつけることができます。
X(旧ツイッター)とかインスタグラムとかと同じですね。
Xではマスクさんが非推奨と言っていましたが、メルカリではハッシュタグの利用を推奨しています。
なので、商品に関わるハッシュタグをつけましょう。
ただ関係ないものをたくさんつけてしまうとペナルティの対象となります。メルカリでは5個程度が適切と言っていますので、それぐらいのハッシュタグをつけるのが良いと思います。
季節やトレンドの意識
季節やトレンドを意識したワードを盛り込むことでも見込み客を増やすことができます。
楽天なんか見ているとやっているショップが多いですよね。
「ギフト」「お歳暮」「内祝い」「お見舞い」…商品名にこういったワードがたくさん並べられているモノを見たことがあるのではないでしょうか?
あそこまでやったほうが良いとは言いませんが、さりげなく仕込むのは良いと思います。
例えば、「お子さんのクリスマスプレゼントに」とか。「入学祝いにいかがでしょうか?」とか。
お祝いやプレゼントをどうしようか?と迷っている人もいますし、そういうワードで検索する人もいます。
そういった人もターゲットになりますので、活用してみてください。
商品の魅力を伝える
見込み客を集めることに成功したら、販売です。売るためには商品の良さを知ってもらう必要があるので、魅力をしっかり伝える必要があります。
そのために必要なことは…
- 写真
- 商品名
- 商品の説明
この3つを充実させることです。
写真
まずは写真ですね。
写真が一番最初に目につくところですし、これを見て買うかどうするか判断する人がほとんどです。
明るくてクリアな写真を複数枚掲載し、商品の詳細を分かりやすく見せましょう。背景もシンプルにすると、商品が際立ちます。
周りに余計なものが写っていると見にくくなりますし、商品がぼやけてしまいます。
「木を隠すなら森の中」と言いますが、一本の木を撮りたいのに森全体を撮ったら、どの木を撮りたいのか分からなくなってしまいます。
なので、商品だけを撮るようにして、他のものは写さないようにしてください。
他の商品より魅力がある点があれば、そこも写したほうが良いです。例えばゲームであれば、箱や帯がついていると価値が跳ね上がります。
そういった写真を撮って、一番最初に持ってきてサムネにすることで、欲しい人の目に止まりやすくなります。
商品名
商品名は商品の名前を入れるのはもちろんのこと、他の商品にはない魅力があればそれも書いてください。
先ほどの箱や帯がついているという例であれば、「帯付き!!ゲームタイトル」といった感じです。
記号などを使って装飾をすることで、より注目させられますし、そこに他の商品にはない魅力があれば買いたい人が集まってきます。
商品名は文字数制限が厳しいので、なかなか盛り込むのは難しいですが、端的に魅力を伝えられるように意識してみてください。
商品の説明
商品の説明まで見に来てくれているのであれば、あと一歩です。ここでしっかり購入ボタンまで押してもらう必要があります。
そのためには商品の特徴やメリット、使用感などを詳しく記載し、購入者が安心して購入できるようにしましょう。
後は購入の手続きは梱包などについて書くことで、より安心してもらえます。
中には「買う前にコメント必須」とか「取引のやり取り必須」とか色んな制約をつけている人もいますが、そうやるとめんどくさくなって買ってもらいにくくなります。
なので、「即購入OK」「無断取引OK」と書いてしまったほうが買ってもらいやすいです。
あとは梱包状況ですね。出品者の中にはダンボールに詰めただけで緩衝材も何もなしで送ってくる人もいます。
そういうのは嬉しくないので、「プチプチに包んでお送り致します」などと書いておくことで、安心して購入できます。
お得感を出す
値下げも関わってくるのはココになります。「お得だから買おう」ってことですね。
ここまで読んできてもらえれば分かると思いますが、「値下げ」も売れやすくするための1つの方法でしかないですし、値下げ以外にも買ってもらう方法はあります。
そして、お得に感じてもらうのも値下げだけではありません。
大事なのは本当に「お得」なのかどうかではなく、「お得感」です。
テレビショッピングと一緒ですよね。最初は高い値段を提示しておいて、本来の値段を出すことによって安く見せ、「お得感」を演出する。
ほかにも「今なら◯◯もついてきます」とか「もう1本おまけで…」とか。ああいったものも「お得感」を出すことができます。
もちろんメルカリの場合、最初に値段を提示するので、高い値段を提示して「今なら◯◯円!」みたいなのはできません。
とはいえ、似たようなことはできます。3つやり方はありますので、使えそうなものを試してみてください。
- 限定価格
- おまけをつける
- 特別感を出す
限定価格
メルカリではキャンペーンを随時行っていて、期間限定で送料を安くするといったことも行っています。そういったキャンペーンとこじつけて、キャンペーン中は〇〇円!とすることによって、限定価格を演出することができます。
他にも送料が安い「エコメルカリ便」の利用者は〇〇円!といった限定価格をつけることも可能です。
ただ、それだけだとエコメルカリ便が利用できない人が買えなくなってしまうので、「利用できない人は+300円になりますので、コメントください。」などと書いておけばエコメルカリ便が使えない人も買ってもらえるようになります。
送料分引くだけであれば、利益が減ることはありませんし、実質そのままの値段で売ることができます。
おまけをつける
続いて、テレビショッピングお得意のおまけですね。
その商品が欲しい人が欲しがるようなものをつけることによって、より魅力的になります。包丁を売る際に包丁研ぎもつけたり、色んなサイズの包丁もセットにしたりと色々つけて売っていますよね。
あんな感じです。
ゲームだと同じようなジャンルのゲームをセット販売することで、買ってもらえるようになります。
「ドラゴンクエスト」であれば、「ファイナルファンタジー」もつけたり、ポケモンをつけたりすることで、お得感を出すことができます。
これはかなり有力で、見込み客を増やすことにもつながります。
最初は「ドラゴンクエスト」を売ろうとしたけど、「ファイナルファンタジー」もつけることによって、ファイナルファンタジーが欲しくて検索した人もやってきます。
「両方もらえるならそっちのほうがいいや」って買っていったりするので、より露出度も増えて買ってもらいやすくなります。
ボク自身、これはかなり多用しています。800円で売っていて1ヶ月経っても売れなかったので、似たゲームもつけて1500円にしたらその日のうちに売れました。
別々に売ったら送料も高くなるので利益も減ってしまうんですが、セットにすれば1回の送料で売れるので利益も高くなります。
値下げどころか値上げして売れるのがセット販売ですので、何かつけられるものがあれば一緒に売ってみてください。
全然売れなかったのがポンと売れちゃったりしますよ。
特別感を出す
他の商品にはない魅力をしっかり伝えることで、この商品だけにしかない特別感を演出します。
ゲームであれば、ゲームデータでしょう。クリア済みだったり、手に入りにくいアイテムを持っていたり、オールコンプリートしていたり…
他では手に入りにくいものを得られれば、特別感を出すことができます。
ただ、このときにやってはいけないのはデータの改ざんです。つまり、チートですね。チートツールとかも売っていたりしますが、それを使って販売すると違法です。
実際、捕まった人もいます。
ポケモンソフトのデータを改ざん、販売容疑で男逮捕…「育成用・コレクション用800匹以上」などと1個5200円で販売https://t.co/XB5ec6KB2X#ポケモン #データ改ざん
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) December 6, 2024
なので、ちゃんとプレイして自分でやる必要はありますが、何か普通とは違う特別なデータとかがあれば、それも魅力になります。
ゲーム以外でも他の商品とは違った何かがあるのであれば、それを全面に出すことで特別感を出せます。
何が魅力に感じるか?というのは人によって違うので、ちょっとでも違うところがあれば、それをしっかり打ち出したほうが良いです。
まとめ
かなり長くなりましたが、基本的にはお客さんを集めるのか?売るのか?のどちらかになります。
なので、闇雲に値段を下げれば売れるというわけではなく、どちらが足りていないのか?というのをまずは考える必要があります。
スマホで商品を確認すると閲覧数や検索数が確認できますので、閲覧数が多いのであれば見込み客はたくさん来ていることになります。
後は売るだけですので、商品情報を充実させたりお得感を出すことで売れます。
反対に閲覧数が少ないのであれば、閲覧数を増やすためにできることを考えてください。
値引き以外にできることはたくさんありますし、売れない原因は値段だけとは限りません。まずは売れない原因を探って、それに対して何ができるのか?というのを考えて、やってみてください。
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