メルカリでは出品して売れることが1つのゴールではあるんですが、そこから一歩踏み込むことで、「リピーター」になってくれたり、「フォロー」してくれたりするのにつながります。
その1つの方法が「おまけ」
おまけをつけることで喜んでもらえますし、「この人からまた買おう」と思ってもらえます。
ただ、おまけなら何でも良いというわけではなく嬉しくないとあってもなくても一緒なので、相手の喜ぶ「嬉しい物」をおまけにつける必要があります。
「なぜおまけを添えるのか」おまけをつけるメリットと具体的にどんなおまけをつけたほうが良いのか?というのをご紹介します。
ただ送るだけじゃもったいない!おまけの価値とは
基本的には商品を売って送ったら終わりです。
そんな中で「予想外のおまけ」が入っていると
- 「丁寧な出品者だな」
- 「気が利く人だな」
と思ってもらえて、満足度がアップします。それが高評価につながりますし、リピーターを作ることにもつながります。
購入者は、商品だけでなく「“やり取り”全体の満足度」で評価を決めています。
この「評価」というのは受け取り後の「良かった」の評価だけでなく、心の中の評価も含まれます。
「良かった」の評価なんて、あんまり当てにならないですからね。「受け取ったし、問題いないからいっか」と「良かった」と言う人も多いでしょう。
本音を言えば、
- 「梱包が雑」
- 「対応がヒドい」
など悪い面があり、「もうこの人からは買わない」と決める人もいるでしょう。
そういった心の評価も「良い」にできますし、次の購入につながります。
ちょっとした心配りで差がつく梱包術
おまけをつけると言っても、そんなにスゴいものをつける必要はありません。
たとえば、以下のような形で添えるだけでも十分好印象になります。
- プチプチと一緒に小さな封筒を同封
- メッセージカードに一言添えておまけを包む
- ラッピング袋にまとめて可愛く仕上げる
こういったものでも十分効果的ですし、ちょっとしたもので他とは一戦画すことができます。かわいいシールを貼ってくれた人とか「購入ありがとう」などのメッセージを添えてあるだけで、覚えてもらえますからね。
ボク自身、そういった出品者のことは覚えていますし。他とは違う人のことは覚えますし、「またこの人から買おう」と思うようにもなります。
なので、「丁寧に対応してくれて嬉しかった」という印象が残るように、見た目や気遣いにも少しこだわると効果的です。
出品ジャンル別:おすすめおまけリスト
メッセージカードや梱包にかわいいシールを使うだけでも十分効果的なんですが、もっとちゃんとした「おまけをつけたい」という場合のジャンル別におすすめのおまけを紹介します。
アクセサリー類
- シール
- アクセ用チャーム
- クリーニングクロス
など
一緒に使うものや あると便利なものがおまけについていると嬉しいでしょうし、喜んでもらえると思います。
書籍・マンガ
- ブックカバー
- しおり
- ミニノート
キズから守るためのブックカバーやどこまで読んだかが分かる しおり。
ビジネス本とかであれば、アイデアなどを書き留めるノートや手帳なども喜ばれます。
洋服・ファッション小物
- ボタン予備
- ちいさな洗濯ネット
- 匂い袋(無香タイプ推奨)
ボタンの付いているものに関しては、ボタンが取れてなくなってしまうこともあるので、予備もあると嬉しいです。
小さいものだと洗濯ネットがあると洗いやすいですし、必要なものがおまけでついていると喜んでもらえます。
ゲーム・DVD
- 簡易クリーナー
- 説明メモ
- 他のゲームやDVD
レトロゲームはホコリがつくとすぐに映らなくなるので、ホコリが取れるクリーナーがあると便利で、喜ばれます。
裏ワザや攻略のポイントを書いたメモを入れても良いでしょうし、他のゲームやDVDもあれば送ってあげれば喜んでもらえることもあります。
購入者の期待を超える“意外なおまけ”とは?
「実用品」だけでなく、「ちょっと面白いもの」や「その人に合いそうなもの」を添えると、印象に残りやすくなります。
たとえば、
- 季節に合ったポストカード(春は桜柄、夏は花火など)
- ハンドメイドの小物(折り紙や手作りタグなど)
相手が驚いたり、笑顔になるものが理想です。
逆に嫌われる!?つけないほうが良いおまけ3選
おまけをつければ喜んでもらえることが多いんですが…
つけるものによっては、嫌われたりクレームが来るものもあります。
- 強い香りのするもの
- 食品・飲料
- 相手の趣味・年齢に合わないもの
こういったものを避けるようにしましょう。
香りの強いもの
香りは好き嫌いが強いので、相手が好きなら良いでしょうけど嫌いだとキツいです。
それに匂いが強いものは、その匂いが商品につく可能性もあります。嫌いな匂いが商品についてしまった場合、使えなくなってしまいますし、トラブルに発展します。
最悪、返金も求められることもありますし、絶対にやめたほうが良いでしょう。
食品・飲料
飲食品もトラブルが多いです。知恵袋にも「飲食品が入っていて気持ち悪かった」という声もあります。
飲食品は口に入れるものですので、怖いんですよね。それに消費期限もありますし、送っている最中に腐ってしまう可能性もありますからね。
新品のものを買ってすぐに送ったとしても、相手からしたら分かりません。ずっと家においてあったのか?保管状況はどうだったのか?色々考えるでしょうし、怖いので食べられないって人が多いです。
なので、飲食品もおまけにつけるのは避けるべきでしょう。
相手に合わないもの
女性に男性のものをおまけにつけられても困るでしょうし、逆も然りです。
また、大人に子供用のものをもらっても必要ないですから、性別だけでなく年齢も大事です。
売っているものから、必要かどうかを推測するか、分からない場合は聞くのが良いと思います。
「◯◯もありますが、必要でしたらつけますが、どうでしょうか?」といった感じで聞いてみましょう。
無理なく続けられるおまけのコツ
継続的におまけを添えるには、無理しない仕組みが大切です。
- 100均でまとめて買えるものをストックしておく
- 商品梱包時に「ついでに添える」感覚で
- 高価すぎるおまけは避け、あくまで「気持ち」として添える
おまけ目的で買う人を狙うのではなく、「ちょっと嬉しかった」が狙い目です。
あくまで「気持ち」ですからね。相手から求められてつけるのは、ちょっと違うでしょう。
評価を見て、「おまけをつけてくれるから」という理由で購入して、「おまけをつけて」などのメッセージを送ってくるのであれば、無視するかちょっとしたものをつければ良いと思います。
自分が苦しくなっては仕方ないので、苦しくならない程度に自分も楽しめるように おまけをつけたほうが良いです。
苦しかったり、楽しめないのであれば、おまけをつける必要はありません。
普通に送って終わりにしましょう。
リピーターを増やすことも大事ですが、自分の気持ちが一番大事です。
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