メルカリを見ていると、「えっ、この値段で売れるの?」と思うような商品がありますよね。
定価や相場よりも高いのに、なぜかSold…
他に安く売っているのに高いのが売れるのは偶然ではなく、購入者心理や出品者の工夫によって成立している現象です。
今回は、高額でも売れる理由と出品者が取り入れられるポイントを解説します。
相場を知らない初心者が購入するケース
メルカリ初心者やネットでの相場を調べ慣れていない人は価格を比較せずに購入してしまうこともあります。
「これくらいの値段かな?」と感覚で決める人がいるのも事実です。
特にメルカリをあんまり使っていない場合、値段を気にせずに買う人もいます。
例えば、ヤフーやグーグルで検索してメルカリの商品がヒットして そのまま買っていくこともあるでしょう。
なので、メルカリの検索はもちろんのことヤフーやグーグルの検索にも強くなるように商品名や商品の説明を考えることで、高くても購入に結びつけることができるようになります。
具体的には購入したい人が検索しやすいワードですね。
- 「商品名+購入」
- 「商品名+通販」
- 「商品名+送料無料」
こういったキーワードを商品の説明に盛り込むことで、ライバルの値段が関係なく買ってくれる人が現れやすくなります。
ただ、キーワードの羅列は検索から弾かれやすく上位表示しにくいので、商品の説明の中にさりげなく盛り込むことが大切です。
商品の使用目的を考える
商品の使用目的を考えることで、その商品自体を知らない人でも「こういうのが欲しかったんだ」っていう人に購入してもらえます。
例えば、ゲーム1つ取っても
- ジャンル
- メーカー
- 本体
などゲーム名以外にも色んな情報があります。その上、そのゲームが知らない人向けに どんなゲームなのか?さらっと説明をすることで、興味を持った人が買っていってくれます。
また、購入者が自分のために買うとも限りません。
プレゼントのために買う人もいるでしょうし、今度みんなで集まるから そのときに遊ぶために使う人もいるでしょう。
- その商品を欲しい人は?
- 誰向けのもの?
- 購入目的は?(自分用・プレゼント用など)
こういったことを考えて商品の説明に盛り込むことで、その商品を買おうと思っていた人ではない人が買いに来てくれる可能性があります。
その場合、他の商品がライバルになることはないので、多少高くても買っていってくれます。
出品者の評価や安心感が価格に上乗せされる
購入者は「安いけど信頼できない出品者」よりも「評価が高く、丁寧に対応している出品者」から買いたいと感じます。
商品の説明もあまり情報がなくプロフィールもほとんどなにも書いていない場合、どういう人なのか全く分からないので、「怖い」と感じて購入を控える人も出てきます。
特にメルカリをやっている人ほど「信用」を大事にします。
なぜなら、メルカリの出品者の中には「信用できない人がいるから」です。
- 質問しても応答なし
- 梱包がヒドい
- 発送が遅い
こういう人が一定数います。
メルカリをやっている人は必ずと言って良いほどこういう人に当たるので、警戒されます。
なので、多少高くても信頼できる人から買うという人もいます。
安心感にお金を払っている、という見方もできます。
「多少高くても欲しい!」という衝動買い心理
そもそも他のを探すのがめんどくさいし、いちいち比較するのも大変だから欲しいものを見つけたら、他を探す手間を省いて即購入する場合もあります。
いわゆる衝動買いですね。
「欲しい!」と思ったら、その感情のまま買ってしまうこともあるので、高くても売れてしまうということが起こります。
衝動買いを狙うには、商品を「欲しい!」と思ってもらう必要があるため、しっかり魅力を伝える必要があります。
「魅力」は良いことだけじゃなく、傷などの悪い面もしっかり伝えることで、信用につながるので衝動買いしてもらいやすくなります。
「明らかに高いのに売れている」のには理由がある!
明らかに高くても売れているのには、ちゃんと理由があります。
- 丁寧な写真・説明で安心感を与える
- 希少性や付加価値(状態の良さ・付属品完備)を強調する
- 送料込みであることをしっかり伝える
- 購入者が「今すぐ欲しい」と思えるタイミングを狙う
こういったことをすることで、高くても購入してもらいやすくなります。
メルカリを普段から利用している人だけでなく、たまに利用する人も取り込むことによって、より買ってもらいやすくなります。
そのためには、グーグルやヤフーからの検索したときに表示されやすいキーワードを盛り込む必要があります。
高く売るためには価格競争に巻き込まれないようにするために、ライバルを減らしつつ販路を増やす工夫が大事になってきます。
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