せどりとして人気の「本」。
ブックオフで仕入れてヤフオクやアマゾンに売るというのは定番ですし、今でも使える手法です。
ただ…
最近は少し難しくなってきている事情もあり、多くの人がヤフオクで売っているので、なかなか売れなくなってきているんですよね。特に人気の本は多くの人が仕入れてヤフオクで売るので売れにくくなってきています。
それでも、全部売れないというわけじゃないですし、ちゃんと売れる本はあります。
そこで、ヤフオクで売れやすい本と売れにくい本の違いを紹介します。
売れる本と売れない本の明確な違いとは
ヤフオクで売るには、需要×希少性×状態の3つがそろっているかどうかがポイントです。
この3つの条件がそろうと、高値で売れます。
というのも、ヤフオクをやっている人たちはマニアやコレクターが多いんですよね。そういった人たちは「自分で読むために買う」というよりも集めるために買っているので、希少な本を収集しているんです。
ですので、状態が悪い本だと収集には向かないので売れにくくなります。
希少性があって状態の良い本はコレクターの中でも人気で、高く売れていきます。
需要が高い「売れる本」の特徴3選
具体的にどういった本がマニアやコレクターの間に人気で需要があるのか?3つご紹介します。
- 絶版・廃盤になっている専門書や画集
- 限定版の写真集、サイン本
- ゲーム攻略本やファンブックなどコレクター需要があるもの
今売っている本や中古でも多く出回っている本はコレクター価値は低いです。
なので、絶版・廃盤になっていて すでに売っていない本やあまり中古で出回っていない本が狙い目。
また、写真集やファンブックなどはコレクター価値も高いので、高く売れる可能性があります。
出しても反応が薄い「売れない本」の共通点
- 供給過多の文庫・漫画(特に人気作で大量流通しているもの)
- 汚れ・破れ・日焼けが目立つ状態
- 内容に専門性がない一般書
多く出回っているものは売れにくいですし、状態の悪い本はコレクターとしての価値も低いので売れにくいです。
それでも希少価値のある本であれば、状態が悪くても安くすることで売れる可能性はありますが、そうでもないと厳しいです。
また、一般書は多く出回りやすいので安くなりがち。一般書はその分野を知らない人向けに幅広い人に向けて書かれているので、多くの人が手に取りやすいようになっていますからね。
専門書のほうが出回りにくく、希少価値が高くなります。
売れない本はどうすれば良い?
まだ仕入れていない場合は、売れる本をしっかり見定めて仕入れれば良いんですが…
問題はすでに仕入れてしまった本ですね。
希少性がなかったり状態が悪かったりして売れない場合は、メルカリに出品するというのも手です。
メルカリの場合、マニアやコレクターよりも その本を読みたい人が多いです。
その本を読んで知識を得たり、資格を取ったりするために買う人が多いので、状態が悪くても売れますし、希少価値がなくても売れます。
もちろんボロボロ過ぎて読めないとかだと話は変わってきますが、ちゃんと読める状態であれば売れる可能性は十分あります。
写真とタイトルで差をつける!購買意欲を高める出品のコツ
ヤフオクでもメルカリでも売るときに大事なのが出品時の設定。
写真とタイトルは特に意識するようにしましょう。
その本が欲しい人の目に止まってもらわないといけないので、タイトルには「出版社名・著者名・状態・限定」などのキーワードをしっかり盛り込みましょう。
また、写真は表紙・背表紙・小口・中ページを明るく撮るだけで、信頼感が大きく変わります。
ヤフオクで仕入れるのも手
ヤフオクで本が売れにくいのを逆手に取り、ヤフオクで仕入れてメルカリで売るのも手です。
漫画とか安く買えるので、全巻セットをヤフオクで買ってメルカリに売るだけでも利益が出たりします。
それ以外にも状態が悪くてヤフオクだと売れにくい本もメルカリなら買ってくれる人もいるので、そういった本を買ってきてメルカリに売るのも良いですよ。
ヤフオクを「売るための場」ではなく、「仕入れの場」として考えることで、本のせどりがうまくいきやすくなります。
まとめ
ヤフオクは昔からある分、目が肥えている人が多いです。
その結果、コレクターやマニアの集まりになっているので、良い本はちゃんとした値段で売れていきますが、ちょっとでも外れると売れません。
なので、ヤフオクで売る場合はしっかり見極めた上で仕入れる必要があります。
もし、ヤフオクで売れない場合はメルカリに出品してみることで あっさり売れてしまうことも十分あります。
売り場を変えることも大事で、「ヤフオクで売れないから」と諦めず、メルカリに出品してみてください。
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