メルカリで売る際に着払い・送料込みどっちがいい?メリットとデメリットまとめ

売れるテクニック

メルカリで出品する際に配送料を着払いか送料込みかを選ぶことができます。

メルカリは着払いか送料込みかどっちがいい

着払いは届いたときに購入者側が送料を払い、送料込みは売れたときの利益から送料が引かれます。もし、利益よりも送料のほうが高い場合はメルカリ側で負担してくれます。

なので、送料込みでも赤字になって負担しなくてはいけないということはありません。

ただ悪質な場合はペナルティを受ける可能性もあるので、基本的には送料を利益内に留めたほうが良いです。

着払いか送料込みかどちらを選ぶべきなのか? 両方のメリットとデメリットをお伝えしますので、それで判断してみてください。

送料込みのメリット・デメリット

まずは送料込みから。メリットもデメリットも2つずつあります。

メリット

  • メルカリ便を利用できる
  • 全国送料一律

基本的に配送関係で送料込みの恩恵を得られます。

メルカリ便

  • らくらくメルカリ便
  • ゆうゆうメルカリ便
  • エコメルカリ便
  • たのメル便

という4種類のメルカリ便があります。これらは送料込み限定で利用することができます。

らくらくメルカリ便はクロネコヤマトで、ゆうゆうメルカリ便は日本郵便と提携していて、コンビニやポスト投函するだけで簡単に発送可能です。

匿名配送といって、お互い住所が知られずに発送することができ、コンビニに持っていけばバーコードを読み込んでもらうだけで送れます。

宛先などを書く手間はなく、バーコードを読み込むとシールをもらえるので、それを貼って出すだけです。

また、エコメルカリ便というのもあります。ローソンなどに置いてあるスマリボックスでQRコードを読み込んで送れます。

置き配限定で地域も限られているんですが、100サイズまで730円で送ることができ、宅急便の60サイズ750円よりも安く送ることができます。

たのメル便はテレビや冷蔵庫などの大きいものを売るときに便利で、450サイズまで対応しています。

また、クロネコヤマトが来てくれるので持って行く必要はなく、梱包もヤマトでやってくれます。なので、売れたら集荷依頼をするだけでOKです。

全国送料一律

メルカリ便はお届け先で送料が変わることがありません。どこにいる相手に対しても全国一律で届けることができます。

サイズだけ考えれば良いので、送料の計算はしやすいです。

らくらくメルカリ便であれば…

  • 60サイズ:750円
  • 80サイズ:850円
  • 100サイズ:1050円
  • 120サイズ:1200円

といった感じになっています。

エコメルカリ便を利用できる場合は100サイズの1050円までなら730円で送れるので、320円オトクになります。

デメリット

送料込みだと出品者が送料を負担する分、恩恵もあります。

ただ、デメリットもあるので そこもしっかり考える必要があります。

  • 手数料が高くなる
  • サイズを考える必要がある

主にこの2つが送料込みのデメリットになります。

手数料が高い

メルカリでは売れた金額の1割が手数料になります。これは送料も含んでの1割になるので、送料分を足して出品したとしても、そこにも手数料がかかってきます。

例えば500円でネコポス(210円)で送った場合は、

500―50(手数料)―210(送料)となり、240円が利益です。

ネコポスであれば、そこまで気にならないですが宅配便60サイズの場合750円かかりますし、そこにも手数料がかかってくるので、実質825円送料がかかることになります。

そこもしっかり計算して出品しないと利益が出ません。

サイズを考える

全国どこに送ったとしても送料は変わらないのですが、サイズによって送料は変わってきます。

エコメルカリ便を利用できる場合は気にしなくて良いんですが、利用できないことも多いので、その場合はサイズをしっかり考える必要があります。

できるだけ小さいサイズに収めないと送料が高くなってしまうので、ぴったりサイズのダンボールを使うか加工する必要があります。

着払いのメリット・デメリット

続いて着払いのメリットとデメリットです。

メリット

  • 利益の計算がしやすい
  • 梱包が楽

この2つが主なメリットです。

利益が分かりやすい

送料がかからない分、売れた金額の手数料10%を引かれた額な利益になります。

他に一切無駄な計算が入ってこないので、楽に計算できます。

送料が絡んでくるときっちり収めないと送料が高くなってしまいますし、利益が出ない…なんてことにもなりかねません。

当然、送料分を手数料で引かれることもないので、利益になる額を出品額にすることができます。

梱包が楽

サイズも考えなくて良いので、梱包も楽ですよね。大きくなったとしても負担するのは購入者ですし。

ただ、明らかにサイズ違いのダンボールで入れてサイズを大きくなった場合、クレームが来るかもしれませんので、基本的には小さめのサイズになるように梱包したほうが良いです。

それでも送料込みのときよりも気にしなくて良いですし、梱包自体は楽になります。

デメリット

続いて、デメリットですね。

  • 送料込み依頼のコメントが来る
  • 売れにくい
  • トラブルになりやすい

コメントが来る

基本的に送料込みで出品している人が多く、メルカリで買っている人は送料込みに慣れています。

なので、送料込みにしてもらいたいと考えて、「送料込みにしてくれませんか?」といった依頼が来るようになります。

もちろんできなければできないで拒否をして構わないのですが、いちいちコメントに対応しないといけないという手間が出てきます。

売れにくい

送料込みで売っている人が多い分、着払いは嫌われる傾向にあります。他で買えなくてどうしても欲しい!という場合は着払いでも買ってくれるかもしれませんが、他で出しているものが多いですし、そっちを買っていってしまいます。

「着払い」にするとそれだけで敬遠されてしまうので、どうしても売れにくくなってしまいます。

そこのマイナス分をどう埋めるか?というのは考える必要があります。

トラブルになりやすい

「送料込みだと思ったら着払いだった」などの見落としや「思った以上に送料が高い」などの理由でトラブルになることも多いです。

多くの出品者が送料込みにしている分、「当然送料込みだ」と思って買っていく人も多いんですよね。買ってから着払いということに気づいて、キャンセルなんてこともあります。

それならまだ良い方で、商品を送ってから着払いと気づいて、受け取り拒否される可能性もあります。

たとえ気づいていたとしても、送料が高かったから受け取り拒否にするということもありますし、着払いにすることによるトラブルも多いです。

基本は送料込み

メルカリで出品する場合は送料込みで出品することをおすすめします。

多くの出品者が送料込みで出品しているので、着払いにするとそれだけで不利です。その不利な状態を覆すだけのモノを提示しないと売れないので、かなり厳しい勝負を強いられることになります。

自分からハンデを背負っている状態ですからね。将棋で言うなら飛車・角の二枚落ちみたいな。

その状態で勝つためには相当なものが必要になります。

送料別で売るなら…

送料別で売る場合はメルカリを利用するよりもヤフオクで売ることをおすすめします。

送料別ならヤフオク

ヤフオクであれば、着払いではなく送料を落札者負担にできます。

落札者が落札額+送料を加えて支払います。なので、匿名配送も可能ですし、ネコポスなどのポスト投函での配送も可能です。

送る際もメルカリの送料込みと同様にコンビニでバーコードを読み込んでもらうだけで送ることができます。

手数料も落札額の1割のみで、送料分には加わりません。

なので、着払いにするぐらいであればヤフオクに出したほうが良いんじゃないかなと思います。

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