メルカリで「取り置きお願いできますか？」とコメントが来ることもあると思います。
取り置きをすると他の人が買いにくくなるので、その人が買わないと売れなくなるリスクが高いんですよね。
それでいて、購入者優先というのがメルカリのルールなので、他の人が買ったとしたら その人と取引するしかありませんし…
売れにくくなるだけでメリットが少なく見えますが、ちゃんと取り置きにもメリットはあります。
そこで、取り置き対応の利点と、トラブル回避のポイントをわかりやすく解説します。
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取り置きって断らないとダメ？
メルカリの購入者優先のルールから「取り置きは違反」と考えている人もいますが、取り置きすること自体は違反ではありません。
他の人が買いにくくなりますし、一定の効果はあります。
ただ、メルカリ自体に「取り置き機能」はありません。取り置きをする場合は、商品名に「◯◯様専用」などと書いて、その人に買ってもらうようにします。
あくまでユーザー同士の信頼ベースで成り立っているルール外のやり取りです。
そのため、取り置きを断るのもOK。強制力はないので、「対応しない」と決めている出品者も多いです。
ただし、対応の仕方次第では信頼を得て、取引につながることもあるのです。
対応次第でファンがつくことも
取り置きに応じることで、「この人は親切」「対応が良い」と思ってもらえる可能性があります。
そういう人たちがまた買ってくれたり、他のものを買ってくれることもあります。欲しいものがあった場合にも、優先して買ってくれる可能性も高まります。
たとえ、他よりも高かったとしても信用のほうが上回ることもありますからね。
メルカリは色んな人が出品しているので、梱包が雑だったり対応がヒドかったりする人もいます。そういう人からは買いたくないという人もいるので、多少高くても信頼できる人のほうが良いという人もいるのです。
ネット上で顔の見えない取引だからこそ、対応の印象が重要なんです。
他の出品物にも興味を持ってもらえる
取り置き依頼が来るってことは、その商品に強い購入意欲がある証拠です。
けど、今すぐには買えない事情があったり、ポイントや売上金が入る見込みがあるから取り置きしてもらって、後で買いたいわけです。
そのときにメルカリユーザーは他の商品もチェックしますし、「まとめ買いすれば安く買えないかな？」と考える人もいます。
その結果、まとめ買いや追加購入にもつながる可能性もあります。
一時的な値下げ交渉を回避できる場合も
取り置きを希望する理由も様々で、メルカリ内以外でも、
「お給料日まで待ってほしい」
「今月末に買いたい」
などの事情もあります。
こうした人は、値下げ交渉よりも確実に買いたいという意志を示してくれることも多いです。
他の人なら値下げされる可能性があるところが取り置き希望の人なら、その可能性が低くなるというメリットもあります。
なので、取り置き希望は値下げせずに売れるチャンスでもあります。
取り置きに関する暗黙のマナー
取り置きをすることもメリットがありますし、場合よっては売れるようになるとはいえ、対応には注意が必要です。
以下の点は暗黙のマナーとして守りたいところです。
- 期間は3日以内など期限を明確にする
- 他の人が購入してしまう可能性もあると事前に伝える
- プロフィールや商品説明に「取り置きOK/NG」のスタンスを明記する
曖昧なまま対応すると「取り置きしてたのに売られた！」などのトラブルやいつまでも買われずにずっと待っていないといけなくなる場合もあります。
期日やルールはしっかりしておくことが大切です。
不安な場合は「取り置きしません」と明記
少しでも不安があるなら、「取り置きは対応していません」とはっきり記載しましょう。それだけで無用な交渉を防げて、安心して出品できます。
また、プロフィールにルールを明記することで、誤解やトラブルも最小限に抑えられます。
賢く対応して損しない方法とは
取り置きにはメリットもデメリットもあるので、出品スタイルに応じて対応を考えるのがベストです。
- リピーター獲得や評価アップを狙いたい → 取り置きOK（条件付き）
- トラブルを避けたい → 一律NGにして明記
取り置きしないならしないで書いておいたほうが交渉が少なくなります。
取り置きをする場合にも期日やルールを明記しておきましょう。特にメルカリで「購入者優先」というルールは守らないといけないので、トラブルにならないためにも取り置きをしても他の人が購入する可能性があることを書いておいたほうが良いです。
まとめ：取り置き対応は“使い方次第”で武器になる！
取り置き対応は、上手に活用すれば購入率アップや評価向上のチャンスになります。
ただし、ルールを決めずに安易に引き受けるのはやめたほうが良いです。
きちんと期限や方針を伝えたうえで対応することが大事です。
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