フリマアプリといえば、ヤフオクとメルカリが2強で このどっちかに出品しておけば間違いない状況です。
楽天やDeNAのフリマアプリもあるんですが、メルカリやヤフオクほどユーザーが多くないため、少し売れにくくなります。
なので、最初はヤフオクかメルカリから始めるのがおすすめです。
で、この2つの場合どっちで売るべきか?ってことになるんですが、実はユーザー層や売れ筋、利益の出し方がまったく異なります。
そこで、ヤフオクとメルカリの「売れ方の違い」や「稼ぎやすいジャンル」、そして使い分けで利益を最大化するコツを紹介します。
売れ筋が違う!ヤフオクとメルカリの客層分析
ヤフオクはコレクター層やマニア層が多いです。
レア物・中古家電・パーツ類が高く売れやすいです。マニアックな人が多いので、その分野の知識が深い人が買っていきます。
一方メルカリは、主婦層・若年層中心で、日用品やファッション小物がよく売れます。
- ヤフオクの特徴: “価値がわかる人”に届く
- メルカリの特徴: “すぐ買いたい人”が多い
ヤフオクは自分で使うよりもコレクターが多いので、状態を重視する傾向にあります。
メルカリの場合は、自分で使う人のほうが多いので、多少状態が悪くても使えれば売れますし、安い方が良いという人も多いです。
質を求める人が多いのがヤフオクで、お得を求める人が多いのがメルカリです。
プレミア品はヤフオク?日用品はメルカリ?
状態が良く価値のあるものが高く売れやすいのはヤフオクです。
特に以下のようなジャンルは、価格が上がりやすいです。
- レトロゲーム・フィギュア・時計
- パソコン・カメラ・工具
- コレクター向けグッズ
一方メルカリは、消耗品やトレンド系アイテムに強く、「すぐ使いたい人」が買うので回転が早いのが特徴。
自分で使う場合は、そんなに状態の良さは気にしないですからね。どうせ使えば傷つくし汚れるので。
さすがに壊れてて使えないとかだと話は変わってきますが、多少の傷は気にしない人が多いです。
利益率を左右する手数料と送料の落とし穴
手数料と送料も考えることが大事で、販売手数料はどちらも売上の10%なんですが、送料や振込手数料は変わってきます。
送料はメルカリの場合、原則 出品者負担です。着払いにすることで、送料を負担しない方法もあるんですが、かなり売れにくくなります。
ヤフオクの場合、送料を出品者負担で出す人もいれば落札者負担で出す人もいます。落札者負担も普通なので、送料を負担しなくても売れていきます。
何が違うのか? というとメルカリは購入者負担にする場合、着払いしかないんですが、ヤフオクは決済時に送料も支払うことができます。
着払いじゃないので、置き配も可能になるんです。この気軽さから落札者負担でも買っていってもらえます。
また、現金にするための振込手数料も異なります。
メルカリは一律で200円。ヤフオクは100円で、PayPay銀行なら無料です。
それらを全部含めた上で、どちらが利益になるか?考えるべきでしょう。
実際にどっちが売れた?リアルな販売事例
バイオハザード2デュアルショックバージョンがメルカリ相場2千円のところ、帯が付いていたのでヤフオクに出品したところ4500円で売れました。
海外のゲームがヤフオクで7千円で売れているところメルカリに出品したら17000円に。
64の箱無しのソフトだけだったので、決して状態が良いとは言えずメルカリに出品したところ高額になりました。
海外のみで売られていて日本では売られていないゲームだったので、レアゲームということもあり、ここまで高くなりました。
やりたい人からしたら多少高くても欲しいでしょうし、状態の良さよりもゲームが遊べるということで買っていってもらえたんじゃないかなと思います。
ちゃんと動作チェックは行い、動作することは確認できていました。
メルカリでは遊ぶために購入する人が多いので、動作するのかどうかは大事になってきますからね。
そこさえ押さえれば、レア物はメルカリでも高く売ることができます。
まとめ
結論としては、両方やるのが稼ぐ上では一番良いんじゃないかと思います。
両方は大変…というのであれば、どちらかやりやすそうな方から始めて、慣れてきたらもう一方も取り組んでみるというのが良いでしょう。
両方やれば、高く売れる方で出品できますし、場合によっては
- ヤフオクで仕入れてメルカリで売る。
- メルカリで仕入れてヤフオクで売る。
ということも可能になります。
見ている人が違って売れるものが違う以上、価格差が生まれてきますからね。その価格差を利用して稼ぐこともできます。
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